愛は勝つ、もんか (角川文庫 ひ 8-8)
愛は勝つ、もんか (角川文庫 ひ 8-8) / 感想・レビュー
まる
エッセイ。面白かったです。触れられている話題がどうしても古く、タイトルしか知らない歌や芸能人や、私はあまり使ったことがない固定電話の話ばかりで共感はなかったんですが、バサバサ切っていく感じが爽快です。FAXについて書かれたところで、文庫化の際の追記に今はパソコンの普及でEメールが〜とあったんですが、そこから更に時代は進んで今やパソコンのEメールなんて仕事くらいでしか使わないよなあ、パソコンつけなきゃ読めないなんて面倒だし、と。技術の進歩って凄い。
2015/05/13
赤坂ナイン
最後に愛は勝たないよ、と言い切る姫野カオルコ氏のエッセイ集。米原万里さんと言い、姫野さんと言い、エッセイの文はあけっぴろげで爽快痛快に、爆笑しつつ読む事が出来るのだ。やはりジュンブンガクでござい、ブンガクでござい、というような鼻につくモノが無いからだろうか。
2011/06/23
障子
「売春を国営化せよ」など独特なエッセイで楽しめました。歌の話にあまり反応出来なかったことが残念でしかたありません。
2010/10/10
調“本”薬局問悶堂
子供に対する考え方とかやっぱりうなずける。 なぜ2冊続けて姫野カオルコを読んだか。それは先日BOOK OFFでまとめ買いしたから。1冊読み終わったらあまりにも楽しすぎて、やっぱもう1冊読みたいと思っちゃったから。 スッキリするんだ。エッセイは結構読んだけどまだきっと読んでいないのがあるはず。買おう。 《2020年6月 登録》 “「冷めてる人間ほど恋に夢中になる」つまり、いつもどこか冷めてるゆえに、必死で自分に暗示をかけて恋というイベントに没頭させないと他人を好きにならないと思うからです。”
2010/06/13
kuroko
初姫野作品。この人の切り口好きですね。電話ネタが多く、当時を知らないとなかなか意味不明なところもあるけど、今だからかもだけどこういう不便さもありかもしれない…。
2010/10/24
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