ほんとにいいと思ってる? (角川文庫 ひ 8-10)
ほんとにいいと思ってる? (角川文庫 ひ 8-10) / 感想・レビュー
まる
映画の話が多かったのですが、見たことがあるのがサウンドオブミュージックくらいで、他はタイトルさえ知らないものが多かったのが残念でした。俳優、女優も詳しくありませんし…読書において、他人の感想を気にせず、自分が本当に良いと思ったのかどうか、正直な気持ちを自分自身に問い掛けたいと思いました。前評判なしに読み始めるのが一番自分に正直な感想を持てるのはわかっているのですが、やっぱり読む本は他の人の感想を参考に決めたいとも思ってしまいますね。
2016/03/15
佐島楓
姫野さんのエッセイ三冊目。勢いで続けて読了したが、本作は映画の話がほとんどで、あまりきちんと映画を観たことのない私はついていけなかった・・・(ごめんなさい)。でも個性的な批評をなさっているのだろうなと推察が充分可能だった。わからないなりに面白く拝読できたからだ。きちんと映画館で映画を鑑賞したくなった。
2014/04/04
神在月
kindleアンリミは結構地雷を踏む確率も高いので、どうしても読み慣れた人を選んでしまう傾向が強い。という訳でまたしてもカオルコだ。あとがきによるといろんな雑誌に書いたエッセイを主旨はそのままで加筆修正したものらしい。理由はそのままだと「リズム、文体がバラバラで使い物にならない」からだという。そんなことする必要があるのか疑問。雑誌寄稿時そのままでいいじゃん。映画に関するエッセイが多いが、ナスターシャ・キンスキーに関しては同感だ。「テス」は彼女の美しさを延々追って撮っただけという主張には100%賛同する。
2021/11/30
chatnoir
昔読んだ漫画家の姫木薫理さんと間違って購入。なかなか過激なエッセイ。ほぼ映画や俳優に関して...少し本に関して。そうそう、そうだよね!な部分は少なかったなぁ。美少年とはビヨルン・アンドレセンの事(好みではないが)とかくらいかな。最近再々々...放送されていた『プリティーウーマン』に関してのエッセイがトップだったので興味深く読んだ。世の中色んな感想があるのだなぁ...そうでなければこんなに沢山の人間がいる必要がないのかも。
2023/03/21
myunclek
恐るべし拘り人間。何方かと言えば、おとなしいお姫様かと思ってましたが、カオルコ嬢見直しました^ ^人を殴りたくなる性格は勘弁してほしいですが。エッセイだからこそ見えてくる作家の本性。面白いですね。
2018/04/24
感想・レビューをもっと見る