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見仏記5 ゴールデンガイド篇 (角川文庫 い 28-6)

見仏記5 ゴールデンガイド篇 (角川文庫 い 28-6)

見仏記5 ゴールデンガイド篇 (角川文庫 い 28-6)

作家
いとうせいこう
みうらじゅん
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2011-10-25
ISBN
9784041846063
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見仏記5 ゴールデンガイド篇 (角川文庫 い 28-6) / 感想・レビュー

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chantal(シャンタール)

今回は「ゴールデンガイド篇」と銘打ち、マニアックでない見仏をしようと旅に出たお二人。まず行った先が長谷寺に文殊院と、ついこの間行って来たばかりの場所だったのでもう興奮!渡海文殊、本当に迫力あったなあ。そして「あ、その写真『アイノカテゴリー』で見たあれのことだよね!」なんてのも飛び出して、読みながらウキウキしてしまう。思わず吹き出してしまう会話に溢れ、会津では感慨に耽り、いつも楽しげな二人旅。仏像の前でお経をあげる女性を見て「仏とコミュニケーションしてるね」と囁くみうらさん。私も今日も仏様とお話しましたよ!

2019/12/30

優希

見仏の旅も10年以上続いているというのが凄いところです。今回の仏友コンビはメジャーなお寺に焦点を絞り、仏像を追いかけたようです。中々足を進めることができなかったり、心が捉えられたりと旅物語は色々な想いを与えているのですね。2人の知識も垣間見え、信仰としての仏像、芸術としての仏像といった視点で論じるのも興味深いところでした。

2018/04/29

nyaoko

マニアックは不可!メジャーな仏像を攻めてくと言うゴールデンガイド篇。もとい、ゴールデンガイド変(笑)2人の掛け合いが面白いのは勿論の事ですが、後半の福島編はこれまでとは違った気持ちで読みました。みうらさんの、「これじゃぁ抱きしめてやれないよ」って言葉が印象深く残ってます。仏像を心から愛しているこの人は、その仏像を作った人も、大事に守ってきた人も、街も、全て愛しているんだなぁと。そんなみうらさんを見ていたいとうさんもまた、彼に深く共感したんだと思うのです。

2019/06/29

kishikan

見仏記、見仏記2ときて、いとうせいこう、みうらじゅんの最強のペアによる、面白仏像見仏記にはまってしまったのでありました。こりゃ旅する時には、この見仏記に登場するお寺様を訪問せにゃならぬなどと思いながら、なかなかそのようなチャンスに巡り合えず、まずはこのシリーズを読み、己自身の軽い脳みそに知識を蓄えようとしたのです。さて次は?と思っていたら、シリーズ第5弾がなんとゴールデンガイド!さぞメジャーな仏像の旅の紹介と思いきや、やっぱり最強コンビの旅は違った。でも、やはり最高に面白く興味深い見仏記だったのでした。

2013/03/26

もちもちかめ

今でもみうらじゅんといとうせいこうには眉唾なんだけど、もうそろそろ、この人たちのやり方の方が正しいと認めざるを得なくなってきたように思ってる。正論をズバッと切り込んで悪を退治し政治的に世直しをするべきと私はエリートはそうあるべきと思ってたのですが、どうもそうではなく、タモリや村上春樹やこの人たちのやり方でブラブラとなんとなーく世を良くするしか、方法はないのかと。たかじんも勝谷誠彦も疲れて死んじゃったよ。

2018/11/30

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