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のほほん雑記帳 (角川文庫 お 18-4)

のほほん雑記帳 (角川文庫 お 18-4)

のほほん雑記帳 (角川文庫 お 18-4)

作家
大槻ケンヂ
出版社
KADOKAWA
発売日
1997-04-01
ISBN
9784041847046
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のほほん雑記帳 (角川文庫 お 18-4) / 感想・レビュー

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♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

古本祭りで購入。本書は「のほほん」をキーワードに綴る一風変わったエッセイ集。待ち合わせには2時間遅れは当たり前、知り会ったばかりでも意気投合すれば、東京から大阪までドライブ、ものの道理が通用せず、命と世間しらずの「天動説の女」のエピソードは、何回読んでも楽しくて笑える。また、「宇宙人の死体写真集」「ドラッグ・内面への旅」「大山カラテもし戦わば」等マニアックな作品の書評も面白かった。オーケンの文士としての一日を写真でみせてくれるのほほん写真館も得した気分。オーケンの魅力あふれる1冊。

2022/05/21

『よ♪』

のほほん。嗚呼、のほほん。…のほほん。──では、また。ウッ!(゜◇゜ )☆\(--;) オイ! いや、書きようがなくって💦エッセイです。ごった煮です。サブカルなわくわくがいっぱい♪以下、半数以上に興味あればお薦めかと──。晩年は犬と暮らす、コマコさん気になる、バンドブームは高木ブー、有頂天ケラ、ブレードランナーといえば『おやじ4つくれ』「2つで充分ですよ!」『4つだ』「2つで充分ですよ💦わかって下さいよっ💦」、A猪木と前田日明、甲本ヒロトと大仁田厚、デビルマン、ドグラ・マグラにパノラマ島、町田町蔵。

2021/04/24

たくのみ

又吉の本をよんで、ふっと読みたくなった、大槻ケンヂ。 切なさと猥雑さにあふれたエッセイ。 とくに、赤毛のアンと、三島、乱歩が並列に登場する書評 と洋楽一言コメントが面白い。 前半なくてもよかったかも…書かれてから20年、やっぱり時代を感じてしまう。寄せ集めふうに見えて、考え抜かれた構成。 ただの、のほほんではない。

2014/06/28

アサギモ

オーケンの本を読んでいると、自分の物の見方を変えられそうでワクワクします。本であれ映画であれ音楽であれ何であれ。こーゆうオモシロ可笑しい見方を自分を倣いたいなぁなんて事を読みながら毎回思う訳なのです。そんで本書は、オーケンオススメの小説映画音楽が紹介されてる分一層その念を感じました。ジャンルがごった煮してる所がたまりません。後は序盤のエッセイのD子さんの話が良かったです。腕に白い包帯を巻いた少女ってフレーズがグッときます。何だかんだ言ってもセンスですよね。ふぅ、のほほんと生きてみたいですねぇ。

2013/07/01

あかつや

当時筋肉少女帯ファンの姉から借りて読んだことがあったが、今読んでも面白かった。哀しい失恋話の直後に尻好き男性に苦言を呈したり、文学や詩、ロックな音楽の話など幅広いテーマを扱ったイカした本だが、なかでも著者のプロレス話と格闘技話が私の趣味と合致して一番刺さる。プロレスのような「バカみたいなもん」に夢中なところが気にいらないという女性ファンの声にプロレスは「『バカ』そのものなのだ」と答え、いまは亡き喧嘩芸骨法創始者・堀部正史の名著『ザ・喧嘩学』を女性誌の読者に向けて絶賛する。なんとも素晴らしい啓蒙活動である。

2019/01/08

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