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縫製人間ヌイグルマー (角川文庫)

縫製人間ヌイグルマー (角川文庫)

縫製人間ヌイグルマー (角川文庫)

作家
大槻ケンヂ
D[di:]
出版社
KADOKAWA
発売日
2010-08-25
ISBN
9784041847220
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縫製人間ヌイグルマー (角川文庫) / 感想・レビュー

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chiru

ぬいぐるみのボクが君を守る!__ツッコミどころ満載なのに、苦しいほど愛らしかった!縫製人間のぬいぐるみブースケと力をあわせて悪と闘う物語。姫子を守るナイトはSWのルークとハン・ソロみたいで、見た目可愛いテディベアが後半でバトロア風の仁義なき戦いに転じるのも好み!! チープな綿でできたぬいぐるみが大切な人のために命をかける。ただそれだけで胸が熱くなる。洗濯機の丸洗いコースで全身をくたくたにされても、綿いっぱいの愛で戦うB級ヒーローに何度も涙。最高に可愛いくて最高にアツいバトルアクションでした!★5

2021/11/28

『よ♪』

泣いてしまった。B級特撮ヒーロー番組のようなお話。大人が見て苦笑しちゃう"しょうもなさ"に溢れたお話。でも後半、何度も泣いてしまう。サブカルな荒唐無稽さとかオーケン節全開だけど、「でも、その裏側の優しさが好き」って人にはお勧めしたい。ちっぽけなファンタジー。やすっぽいファンタジー。でも、それでも、何度も、何度も泣いてしまう。ぽかぽかと温かいファンタジー。

2021/11/20

ろくでなし@ぐーたら中

68点 読了直後すぐ決めポーズをとりつつこのタイトルを叫びましたとも、ええ。(全3回) だって言いたいんですもの、はい。(4回目途中で相方のグーパンチが) ウルっとくるラストも更にもう一歩ウラ読みして本当の彼の正体はアイツなんじゃないかと踏んでおります。B級ノリの色モノヒーローエンタメと侮るなかれ、なかなかな構成とそこそこの感動大作。脳内で映像化しやすいストーリーと相まって「曲」ありきからの小説展開という氏の「熱」は充分伝わる。しかしながらちと長い。ダブツキ感を削ればもっとスッキリするのになぁと思ったり。

2013/03/17

混沌。不幸で平等になる世界は嫌だけれど、与えられた同じものを食べて同じものを見て…自分から探そうとはしないで、というのは薄っすら現在も似たようなものあるなぁと思ったりしました。ちゃんとロリータの区別がついているのがさすがです。特撮の「戦え!ヌイグルマー」も聴いてみよう。

2021/05/03

ひびキング

意外にも感涙の大巨編! 面白かった、というと不謹慎とか言われそうな部分も多いですけどね。サーカス団とかくるぐる使いとかが彼の世界観なのでしょう。思い出したのはバットマンリターンズのペンギン、あの映画も大好きですねぇ。まぁ、血なまぐさい物語なんですが、そこに誰かを想う愛があるんですよね。家族を想う愛が。終盤からは感涙にまみれて画面をタップしてました(^_^;) オールタイムベスト行き決定!

2014/02/21

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