愛と性の美学 (角川文庫 ま 7-3)
愛と性の美学 (角川文庫 ま 7-3) / 感想・レビュー
林 一歩
どんな内容であれ、一度読み始めた本は読了すると決めていますが、この本は読み進めるのがきつかった。妻の書棚からテキトーにチョイスしたものですが、次回からはきちんと吟味することにしよう。彼女のライブラリー、よく分からない。一昔前の女性週刊誌的なしょうもない内容です。
2014/09/06
xxx
男女がお互いに敬意を持ったセックスは可能だ、という作者の姿勢にとても共感を覚える。暴力的なAVを支持する立場と頭ごなしに性の消費を糾弾する立場に辟易していたので、自分の心の中のモヤモヤがうまく言語化された。フェミニズムが可視化されている今こそ、性別年齢関わらず広く読まれるべき本だと思う
2018/09/08
ni-ni-
11章にレズビアンとゲイについての対談あり。全体としては、女性は正しい性知識を知ろう、女性の性の自己決定権は男ではなく女にある!みたいな感じ。男社会のミソジニーの理由を解説してたり。10年以上前の本なので、内容がちと古い。
2010/07/02
かめすけ
まず、この本が約20年以上も前に出版されていたことが驚きだった。というのも、本書で取り上げられている性行為やそれに付きまとう避妊や中絶、ポルノなどのテーマの内容が、今でもその考え方が新しい事として人々の胸に刺さるであろうということだ。「セックスはすばらしい」という考え方は20年前に比べれば主流になったのであろうが、性について公の場はもちろん私的な領域で語ることはまだ難しいと思う人も多数存在する。性に対する見解は進歩こそすれ、その進度はひどく遅いのだなあと残念でもあった。驚いたのは1987年の中絶の件数。
2019/02/11
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