堕天使達のレクイエム (角川文庫 お 19-4)
堕天使達のレクイエム (角川文庫 お 19-4) / 感想・レビュー
ナチュラ
前半は私小説的な短編、後半はアルバム「誕生」についての解説とエッセイを収録。 「卒業」、「十七歳の地図」で10代のカリスマ的存在になったが、大人になってからは その創られたイメージから抜け出せないことが彼の重みになっていたことを知った。 ニューヨークでの孤独な生活、覚せい剤での逮捕を経て、新たなスタートを切ったようにこの本では感じられる。
2015/05/21
†はるゆき†
尾崎豊の世界観が、そのまま本になったような印象。
ともとも
小説は1篇だけで、あとはアルバム「誕生」を中心としたエッセイ本でした。思春期時代に尾崎が好きだったことを思い出しながら読みました。カリスマ的存在で、こんなに青少年達の心を惹き付けられるなんて、すごい!と思っていたけど、ご本人もいろいろと悩まれていた(特にティーンネージャーでなくなってからは)のだな、と痛感しました。
2015/12/19
ヘビメタ小僧
断片的な文章は歌詞と小説の元? 自分の音楽についての説明は興味深いが、ミュージシャンは書くべきではないのかも知れない。
2008/04/20
感想・レビューをもっと見る