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さよならをもう一度: 自選恐怖小説集 (角川ホラー文庫 1-2)

さよならをもう一度: 自選恐怖小説集 (角川ホラー文庫 1-2)

さよならをもう一度: 自選恐怖小説集 (角川ホラー文庫 1-2)

作家
赤川次郎
出版社
KADOKAWA
発売日
1994-04-01
ISBN
9784041879078
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さよならをもう一度: 自選恐怖小説集 (角川ホラー文庫 1-2) / 感想・レビュー

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ヴェルナーの日記

作家・赤川次郎氏を知らない推理小説好きな人は日本にはいないだろうと思う。よって改めて赤川氏を紹介しませんが、天邪鬼な自分にとって、あまりにも有名な赤川氏の作品は敬遠してきたのですが、ついに手に取ってしまいました…… 案の定、とても面白い(一度でも読んでしまったらハマだろうことか予想できたから、あえて手に取らなかった)また次も読んでしまいそうだ…… 作家自選5作品によって編まれている。どれもソツがなく堪能できる内容に仕上がっている。

2021/06/16

kaizen@名古屋de朝活読書会

最初の「旧友」を読んで,あれ読んだことがあると思って, 初出一覧を見たら,6作品中3つが既に単行本になっている。 旧友:行き止まりの殺意 いなかった男の遺産:小説宝石1990/12 駐車場から愛をこめて:真夜中のための組曲 怪物:野生時代1992/2 善の研究:駆け落ちは死体とともに さよならをもう一度:書き下ろし 旧友は少し怖いが,怖さもいろとりどり。 書き下ろしもある。読んで損はない。買うか,借りて読むかの判断は,借りて読んでからでもよいかも。

2011/09/03

aquamarine

なんとなくホラーが読みたかったので、赤川さんならさらっと読めるかと思い手に取ったのだが、さすが自選恐怖小説集というだけあって結構ずっしり重かった。最初の一編こそ、人の力ではどうにもならない純粋なホラーという感じだったが、その後は人が生み出したものによって生じる別の怖さがあるものが多かった。もちろん後味も…。さすがミステリ作家さんの恐怖小説、という感じ。一番印象的だったのは、教会へ懺悔をしに来た女性の話から始まる書下ろし表題作。想像を超える結末に思わず息を止めた。

2022/08/10

キンモクセイ

〝旧友〟あれに出会ったのは十歳の頃。可哀想と思ったから?中途半端な優しさだったから?あれはずっと私の側にいる。〝駐車場から愛をこめて〟ずっと駐車場の番をしている。もうこの世にいないのに。〝怪物〟匿名の手紙が来たら嫌な予感。旦那が浮気とか?私は家庭教師の先生に恋して、母は父が単身赴任してから綺麗になって明るい。その理由は...大人なんてみんな同じだ。〝さよならをもう一度〟恋人が死んだのは私のせいです。彼は真面目で大人しい人でした。悪魔が来て彼を一晩だけ返してくれると言うのです。神父様、信じてくれますか?

2021/05/16

読書家さん#lfJKjP

旧友からさよならをもう一度迄全ての短編が味わい深い作品群であったとともに赤川次郎の文章の読みやすさ描写もリアルで恐怖小説集だけに後からジワリと感じる短編ばかりで良かったです。手元に置いておきたい作品となりました。

2024/04/20

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