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黒い壁 (角川文庫)

黒い壁 (角川文庫)

黒い壁 (角川文庫)

作家
赤川次郎
酒井駒子
出版社
KADOKAWA
発売日
2003-10-22
ISBN
9784041879702
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黒い壁 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ポップノア♪@読書停滞中

会社員の利根貞男は帰り道、白いコートの女が銃殺される現場に居合わせたことから連鎖するように奇妙な出来事に遭遇する。時を前後して、旧友からドイツ土産にベルリンの壁の欠片を受け取っていた。ベルリンの壁崩壊から10年後に出版された本作。「統一前のドイツと現代日本を結ぶ壮大なサスペンス·ホラー」との触れ込みに嫌な予感はしましたが、案の定私には少々ファンタジー色が強すぎたようです。それでも睡眠削って1日で読んでしまった訳ですが···。某サイトで赤川作品の上位に推されていただけはありますね。普通に面白かったです(笑)

2020/06/10

ちょろこ

一気読みだった、一冊。ベルリンの壁をテーマに描かれたサスペンス・ホラー。赤川さん特有のコミカルさもあり、重くて悲しいテーマにもかかわらず、一気に読了。駒子さんのカバーイラストがこれまた雰囲気が出ていていい。遠い国の歴史の壁に隠されていたこと…そんなことについて、一歩近づいて知ることができた感じ。1989年11月9日に崩壊…この時期に読めたのがなんだかうれしい。

2015/11/15

そうたそ

★★★☆☆ ベルリンの壁崩壊前の東西ドイツの問題を扱った著者としては珍しい社会派色をまとったミステリ。どこかホラー色もありながら、恋愛要素も交え、テーマ自体は重いながらも全体として著者の他作品同様、読みやすい作品に仕上げられている。個人的には可もなく不可もなくな内容であったが、こういったテーマ性のものをサラリとまとめてしまうあたり、流石のものである。それにしても著者の作品には若い女性が中年男に惚れるという内容が多い気がするが、著者自身にそういう願望でもあるのだろうか。

2017/12/07

ゆう

統一前のドイツの闇に迫るホラー・サスペンス。赤川次郎らしい軽い文体ではあるけれど、悲しく重い歴史が見えてくる。酒井駒子さんのジャケ買いでしたが、期待以上の作品でした。

2013/06/17

よぶ

社会派ミステリーかしら?それともホラーかしら?とても読みやすく次から次へと起こる出来事が気になる為、一気に読んでしまいました(*'▽'*)赤川次郎さんは初読みでしたが、とても楽しめました♪

2016/02/05

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