いつか大人になる日まで (角川文庫 さ 29-3)
いつか大人になる日まで (角川文庫 さ 29-3) / 感想・レビュー
chimako
掛居保はこんな子ども時代を送ってきたのか。価値観のズレや、妙な諦めの良さや、何を考えているのか分からない顔つきはこうやって作られてきたんだな。存在さえも否定する母親の元で何とか生き抜く小学生の掛居。やくざの娘の情夫として奇異の目に晒されながら過ごす中学時代。やっと出来た友だちを亡くし、心を病む朝子に自分を重ね、やがて石になることを覚える。14歳の掛居保は世捨人のようだ。あの大学で彼らに会い、やがて屈託の無い人生を歩めることを願わずにはいられない。
2018/05/09
なまふ
•中2病という言葉を捨てる •どんなに子どもに見えても、自身のプライドを平らにして丁重に扱うこと •柴門ふみは、かの有名なドラマ達を生んだトレンディの女王らしい
2014/02/07
キキとジジ
「私も掛井君の事、絶対好きになる。」って20数年前に思ってた。あすなろ白書のスピンオフ。筒井君演じる掛井君を思い浮かべながら読んだ。う~ん謎のままでも良かったのかも。つかみどころがなくて、一緒にいるほど淋しくなるけど、会わなくなって何年たってもきっとずっと好きな人なんだろうな~。
2016/03/21
よしりん
『あすなろ白書』マンガは読んだことないけどドラマの大ファンだから嬉し懐かしくなってっ借りてきた。て言っても掛居くんじゃなくて取手くん派なのだけど(^^;
2015/05/25
ひまわり*
読了整理 ★★★★☆
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