恋する文豪 (角川文庫 さ 29-9)
恋する文豪 (角川文庫 さ 29-9) / 感想・レビュー
Fondsaule
★★★★☆ 武者小路実篤「友情」夏目漱石「こゝろ」川端康成「雪国」森鴎外「舞姫」堀辰雄「風立ちぬ」有島武郎「或る女」菊池寛「真珠夫人」尾崎紅葉「金色夜叉」太宰治「斜陽」樋口一葉「たけくらべ」谷崎潤一郎「痴人の愛」石原慎太郎「太陽の季節」檀一雄「火宅の人」庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」村上春樹「ノルウェイの森」島尾敏夫「死の棘」石坂洋次郎「あいつと私」吉行淳之介「夕暮まで」山本周五郎「おさん」立原正秋「恋人たち」福永武彦「草の花」宇野千代「おはん」三島由紀夫「春の雪」徳富蘆花「不如帰」24作の文学ナビ。
2022/03/06
ちやちわ
図書館にて。図書館が年末年始お休みになる関係で、返却日がいつものプラス4日になる。普段は絶対に読める3冊しか借りないけど、5冊今回は借りると決めて図書館へ。読みたい本がするすり見つかる日と、見つからない日があるけど、この日は後者だった。よりによって5冊の日に。3冊はなんとか見つけて、残りの2冊はタイトルの響きから選んでしまおうと、コレを選んだ。内容は、日本文学の名作たちを恋愛の視点で汲み取っていく。自分の頭の中にある謎作品(タイトル思い出せないけど内容うっすら覚えてる)の正体が解ってニヤニヤした。
2015/12/29
ハチ15
紫門ふみさんによる、日本の恋愛小説紹介本。 昭和、特に昭和初期なんてお堅いと思っていました。 今と比べたら断然お堅いんだと思います。 まぁ、現実離れした話だからこそエンタメとして小説は楽しまれてきたと思えばいいのかな...? 破天荒な恋愛小説の多いこと。 昭和のイメージが少し覆るという意味でも、 楽しく拝読いたしました。 ん〜。でも、どの恋愛もしたくないなぁ(笑)
2023/02/12
Miyuki
作家斬り(笑) 文学作品をたくさん読んでる柴門さんならではの目線が痛快。作家と作品を通して‘傾向’を読み解くという、斬新で面白い角度の本だなぁ~と思った。
2010/10/06
べすこ
日本の古典名作を恋愛の観点から読み解く内容です。 今まで敬遠しがちだった純文学ですが、原文も紹介されていて読んでみようかなという気になります。 「文豪」といえど男、なかなかマニアックであったことに驚きです。
2017/02/15
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