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さよなら (角川文庫 よ 14-3)

さよなら (角川文庫 よ 14-3)

さよなら (角川文庫 よ 14-3)

作家
吉元由美
出版社
KADOKAWA
発売日
1996-05-01
ISBN
9784041904039
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さよなら (角川文庫 よ 14-3) / 感想・レビュー

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あつひめ

切なさをたっぷり含みながら、大人の女へと成長していく不倫物語。もう少し出会うのが早ければ…。いや、早かったら恋には落ちなかったかもしれない。結ばれることのない恋で時を刻む。勇気のない恋…言い訳をたくさん言える関係かも。できない理由ばかりを探せる関係。愛してる?言葉で確認して今を確かめる。心にしか残せない思い出。未来のない愛。何も要らない。ただ欲しいのは愛だけ。誰よりも愛されている安心感。でも、それは人を傷つけた上に成り立っている不安定な愛なんだよね。先に一歩踏み出すことができるのはやはり女からかも。

2016/02/08

_こうちゃん

吉元由美は作詞家である。 本書は彼女が初めて書いた小説とのこと。 ちょっと、ありがちな感じもあるが、悪くない。 テーマは不倫。 主人公(女性)と、その親友との会話が ズバッと空気を切り裂く。 「未来、ある?」 『現在はある』 「未来、欲しい?」 『わかんない』 「欲しいと思っちゃダメよ」 男と女は難しい。 でも、いとしいものである。

2015/01/03

YaMackey47

吉元由美作品は、詩に近い雰囲気がある。背景となる風景であったり音楽であったりをなんとなく思い浮かべながらその世界観に浸れるのが好きだ。

2010/09/10

まー

★★★☆☆ 普通の浮気物語 【概要】 誕生日なのに残業の奈央。 雪を物悲しく見ていたら、同僚の若山に声をかけられた。 関係を深める二人だったが、若山には妻がいた。 【感想】 ものすごく普通の浮気小説。 あとがきでは普通の設定ながら、新鮮な描写みたいなことが書いてあったけど特に印象に残りませんでした。 ありがちな展開に、読んでて若干飽きてきました。

2017/03/18

lminch_08

不倫の話。 どろどろしてなくていい。

2013/12/04

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