好き (角川文庫 よ 14-7)
好き (角川文庫 よ 14-7) / 感想・レビュー
あつひめ
不器用なのかな…二人とも。それとも、傷つきたくないから踏み込まないのかなぁ。ときめくことを忘れてしまう年齢になり、若かりし日の自分を思い返した。愛するのと同じだけ、いや、それ以上に愛されたい。いつも相手の瞳の中にいて安心したかった。それが幸せと思ったこともあったっけ。この年になって思うのは、自然に振る舞える相手がパズルのピースのようにカチンとハマる相手なのかもということ。いつも不安がつきまとう関係なんて…と思うのはおばさん臭い考えかな。ときめくことができるって素敵なことだとは思うけど。
2016/02/08
豆まゆ
こんな苦しい恋愛はもうできないような気もするけど、本当に人を好きになったり、大切だと気づくためには必要な経験のような気もしたり。傷つくことを怖がるとこういう恋愛はできないだろうなぁ。家族のありようも、時に煩わしくてでも逃げることをやめたときに見える本当のこともあるんだよね、と思いました。
2016/06/01
まー
★★★☆☆優しさと危うさに揺れ動く恋 【概要】 OLの曜子は気分屋のいとこ俊とこっそり付き合っていた。 ふいに旅に出てしまう俊に不安を感じつつ、素でいられる大学の同級生ケンと友人関係を深めていく。 客観的に見ればケンと一緒の方が幸せなのに、どうしても俊に惹かれていく。
2017/01/26
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