同居人 (角川ホラー文庫 49-7)
同居人 (角川ホラー文庫 49-7) / 感想・レビュー
mr.lupin
新津きよみさん初読み。真由美は新築マンションを3500万で購入するも、ローンの繰り上げ返済の為にルームメイトを募り、乃理子との共同生活をスタートさせた。しかし二人の間にお互いに「秘密」を持つためか、だんだんとギクシャクとした雰囲気が漂い始める。読んでいてもジワジワとそれが伝わってきて、ページを捲る手が止まらなくなり一気に読了した。もうゾワゾワ感が半端なかったが、最後がう~ん、チョッと微妙だったのが惜しい気がした。新津さんの他の作品も読んでみたい。☆☆☆☆★
2020/06/30
ミーコ
BOOK・OFFにて購入。自分の買ったマンションのローンを繰り上げ返済する為に ネットでルームシェアする人を募集するって、怖すぎるやろ❗と思いながら読んだ。35歳同士 掃除の上手な相手とシェア出来て良かった、と安心するも ある女の登場から歯車が狂い始める。嫌な感じ~と思って読んでたら どんどんおかしな方向へ進んで行く。秘密を抱える二人・・・ どうなるのか‼️ 読み終えてー。 評価の付けにくい作品だと思う。
2018/07/31
ジンベエ親分
新津きよみの多数ある著作の中でも、一番ではないにしろ傑作の部類に入る作品だと思う。最初は申し分なく思えた35歳の女2人のルームシェアが、互いが抱えた「秘密」が原因で少しずつ軋み始める。そこにもう1人の「35歳の女」が絡み始めることで、一挙に崩壊に向かって走り始めるのだけど…そのサスペンスフルな話にホラー要素までぶっこんでくるものだから… B級ホラーにありがちな、登場人物が場面ごとによりによって最悪の選択をする、という欠点が薄く、誰もが少しずつ嫌な面もあるのだけど、それでも同情的に読めるのがなおホラー。
2017/12/17
coco夏ko10角
ドアとかそんなことでイライラしちゃう人はルームシェア向いてないわよ…。まあ実際暮らしてみないと分からないこともあるんだろうけど。最初はいい感じだったのが少しずつ…という流れはもうちょっとじっくりがよかったけどまま面白かった。でも最後はちょっとうーん。
2018/12/16
らす
新築マンションのローン返済のためにルームシェアを始めたデザイナーの麻由美。自分が大家だということを秘密にしたまま添乗員の乃理子との同居生活が始まる。女同士のドロドロしたストーリーかと思っていたら、予想外のホラー感。いろんな意味で怖すぎです。
2018/09/07
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