藤堂志津子恋愛傑作選 (角川文庫 と 8-5)
藤堂志津子恋愛傑作選 (角川文庫 と 8-5) / 感想・レビュー
たつ
恋愛小説を読みたくて軽く手に取った。憧れるものだが、壊れやすく、温かいものだが、ちょうどいい加減にはなかなかならない。人柄の数だけ形もあって、とてもじゃないが一筋縄ではいかない。くたびれてしまいそうだ。だけどまたそのうち手に取るかも。
2014/11/08
とも
悲しい女性のラブストーリー
2015/08/22
sako
藤堂志津子は札幌出身で、大通、麻生、平岸など馴染みの地名が出てくる。25~34歳のオトナの女が主人公の恋愛短編集。「グレーの選択」で、主人公が相手のためにとった身の振り方、その優しさ・葛藤にはジワッときた。
2012/01/04
山内正
バスタオルを巻きベットに佐村は眠ってる 椅子に腰掛け煙草咥え火をつける 煙吐きながら佐村の白い足を見る 関係して一年シャワー浴びる間に眠ってる 五十五だ二十二も上 残暑のせいなのか 二杯目の酒で呂律が回らない もう今日限りとメモしょう 何人もの男と寝た気晴らしに寝た 恋人と思ってたのか? 別れたい! 静かに暮らしたい!
2024/07/14
山内正
残業と日曜出勤で明日の会議の発表に 十六日前奥島に電話した 喋り方が違う側に女がいるバスルームに翔子の歯ブラシがない 上司の勧めでどうしたらと見合いをして 挙式が決まってる 数ヶ月前から彼女と部屋で過ごしてた この五年間ずーっと君のペースでやってきて 全身の震えが止まらず公園のベンチに 自分の迂闊さを笑う 甘い物食べなかったのに冷蔵庫にケーキが 二年間プロポーズ待ってと言い 優しさが待ってくれると思っていた 彼女と会い詳しく事情を言われ呆然とした 君に謝りたくてと現れた彼に返事出来ずに 立ち去った
2024/06/01
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