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幽霊屋敷 (角川ホラー文庫 36-1)

幽霊屋敷 (角川ホラー文庫 36-1)

幽霊屋敷 (角川ホラー文庫 36-1)

作家
友成純一
出版社
KADOKAWA
発売日
1995-04-01
ISBN
9784041949016
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幽霊屋敷 (角川ホラー文庫 36-1) / 感想・レビュー

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Bugsy Malone

所謂日本のお化け物だとか海外の悪霊物だと思いきや全く別物。クトゥルフあり河童伝説あり、それに学校の怪談も少々。ジュブナイルっぽい所もあったり活劇っぽい所もあったりのてんこ盛り。場面々々の情景も浮かびやすくて楽しかった。それにしても出てくるマッドサイエンティストがやっている事は、まるで「トイ・ストーリー」のおもちゃを改造するシドの様。おぉ怖い。

2016/12/07

みや

「残酷」「グロ」「スプラッタ」+「小説」で検索すると、「友成純一」の名前が必ず出てくる。その期待値が高すぎたためか、拍子抜けしてしまった。全くグロくない。タイトルからはオカルトを連想したが、幽霊は一切出て来ず、マッドサイエンティスト親子が人体実験をしているというSFスリラー作品だった。私としてはどんなジャンルでも構わないから、ただとにかくもっとグロが欲しかった。他の友成作品に比べると、今作は控えめらしい。熊本県八代市の河童伝説や人体実験というテーマは大好きなので、めげずに別の作品にも挑戦したい。

2016/11/30

kumo

★★★★☆

2016/02/05

simasima

怪しすぎる不気味な洋館、河童の言い伝え、謎の失踪事件、美しすぎる転入生までは単純に面白かったです。しかぁし、生体実験あたりからもっともらしい説明が加われば加わるほど胡散臭くなるという悪循環、挙句「科学オタク」って言っちゃってる、あはは…。そもそも幽霊全然関係ないし。一度は読んでみたいと思ってた強烈なエログロバイオレンスが売りの友成作品、こちらはかなりマイルドな部類に入る作品のようで初読みの私にはちょうどよかったけど、いろんな意味で次に行きにくい。読むとしても、こっそり読むだろうな。

2014/01/16

いちじく兄さん

暑い夏にはちょっぴりエロくて恐怖にゾっとしたくなる、そんなときは友成純一。題名こそ普通だが中身は別物。幽霊なんて出てこない。河童発祥の地、熊本県国見村の山奥に朽ちた洋館がある。昔、大量虐殺があっただの悪い噂が絶えない洋館の周りで、村人達が河童を目撃したとの情報。同時期に洋館に引っ越してきた怪しい一家。数ヶ月に渡り村人達が行方不明になっていき、洋館と河童を疑い始める。村の駐在員が洋館に乗り込むと、もの凄い惨劇が。粘膜シリーズを思わせるレトロ感と気持ち悪い人肉臓物のグチョグチョ感がこの夏を涼しくしてくれた。

2017/07/11

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