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結婚願望 (角川文庫)

結婚願望 (角川文庫)

結婚願望 (角川文庫)

作家
山本文緒
角川書店装丁室
出版社
KADOKAWA
発売日
2003-11-21
ISBN
9784041970119
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結婚願望 (角川文庫) / 感想・レビュー

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aoringo

結婚願望が強くて恋愛体質だと他のエッセイでも語られていたので知ってはいたけど、こんなに頭の中結婚のことばかりでこの人大丈夫だろうか?と精神面が心配になってしまった。この時山本さん、バツイチなのだが、繰り返される結婚への熱量が半端なくて驚くと同時に感心させられた。

2023/03/03

らむれ

最近友人の間で「結婚」がキーワードになりつつあるので手に取ってみる。林氏のせいで(笑)女性作家のエッセイ恐怖症ですが、恋愛小説を書く山本さんらしい鋭い考察もちらほら見えて最後まで読めました。結局は他人と助け合いながら自分の核をしっかり守りつつ共存することが理想ですよと。しかし、そうはいきませんよと(笑)キーワードは"恋愛体質"か否か。「デート」じゃないと満足できない人か、「メシ」に安らぎを見いだせる人か。山本さん曰く、恋愛体質に生まれたことが運のツキとな。でもそれが彼女の創作の糧なんでしょう。

2015/09/07

ひろちゃん

この本で著者の離婚前の甘い考えと言われてた考えがまんま今の私の価値観で笑った。結婚願望強すぎる。誰か一人を強く信頼してみたいし、誰か一人とものすごく親密になりたい。そんな人がいたらいいなあ…とぼんやり考えてみる。でも結婚という船に乗っても沈没するかもしれないし、結局は楽しめればよいかなと思う。

2017/11/29

水色系

山本文緒さんの小説もエッセイも、続きが気になる吸引力のある文章で、好きです。結婚願望について、なぜそういった願望があるのか、どうして結婚願望のある人が一定数いるのか、結婚とは何か、について山本文緒が語る。結婚とは能力ではなく人格が選ばれるという件、それを信じると結婚という制度がすごい幸福なもののようにも思えてくる。

2022/04/13

manamuse

昨夜読了。離婚経験のある著者が、結婚はしたいような…したくなくはないような…という内容のエッセイ。作中、文緒さんの知人が「それって東京23区だけの考え方じゃないんですか?」みたいなことをズバッと言い、文緒さんが絶句する…というシーンがあるが、それまで私も同様に感じていた。でも、概ね共感できる内容だ。実は、私の結婚も特殊である。文緒さんなら「じゃあ、離婚すればいいじゃない!」と言うだろう。現に親友はいつも言う…笑。

2019/06/09

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