きみとあるけば (角川文庫)
きみとあるけば (角川文庫) / 感想・レビュー
夢追人009
文学作家・伊集院静さんと人気歌手・堂本剛さんのコラボによる爽やかな洒落たイラスト・エッセイブックですね。伊集院さんがエッセイを剛くんがイラストを担当する役割分担は人生の年輪から言ってもピッタリでしょうね。静さんのファースト・フレンドは白い毛並みの仔犬ビクで、近所の悪ガキにいじめられた時もビクの頑張りに勇気づけられ助けられたという事ですね。出逢いは必ず別離の時を迎えるという事もビクに教わったと綴られています。35年振りの飼犬が剛君の愛犬と同じ犬種という事で、愛犬家の二人が犬と戯れるフォトに心癒されましたね。
2020/01/29
ちょび
伊集院さんの温かい文と堂本くんの絵のコラボ。絶妙の空気感が溢れてます。
2014/08/15
nanako
伊集院さんのエッセイがほとんどで、次に詩が入り、最後に堂本さんとの対談があります。「人は誰か、何かとともに歩いているものだ」冒頭のこの一文が染みる本でした。誰か、何かとは、すでに亡くなっている人かもしれない、実在しない人かもしれない。もしかしたら人でなくて、犬かもしれない。この本を読んでいる私は、今は著者と歩いているのかもしれない。孤独な気持ちや寂しい気持ちになったとき、そっと寄り添ってくれる本だなと思いました。
2017/04/11
いのちゃん
素敵なコラボでした♪友だちが少ないって、私にとってはいいことだなって思った!
2018/03/28
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