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クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

作家
貴志祐介
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
1999-04-09
ISBN
9784041979037
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クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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サム・ミイラ

プレデターズやデス・レースのように物語自体は映画にありがちなネタだと思うがとにかく読ませる!シンプルでありながらアイデアと構成でそれらをはるかに凌ぐ面白さ。こういう作品はジャンルに迷うところだが、随所に出てくるグロい描写からやはりホラーとするのが妥当か。タイトルから火星を舞台にしたSFだと思っていたので、そんなわけはないが、とにかく色々な意味で驚かされる作品だった。しかし人肉を食べ続けると本当にあんなになるのか。事実か作者の創造か知りたいところではあるが、無理だよね(笑)

2014/12/21

扉のこちら側

2018年248冊め。ゲームブックと絡めた展開というのは面白いと思ったが、このあまりにもスケールが大きいゲームを仕込んだ存在については消化不良である。そこを除けばサバイバルの描写などおどろおどろしくて楽しめた。

2018/07/01

青乃108号

あまり好みではないデス・ゲーム系小説。冒頭、気が付くとここは火星…に良く似た見知らぬ土地。参加者9名による、ゴールの判らないゲームの始まり。400ページ近くあるボリュームだし舞台もゲーム世界に限定されてるから途中で絶対飽きるよね、ダレるよねと決めてかかって読み始めたところこれが意外と面白く、飽きるどころかストーリーも緩急がきいており後半になるにつれ緊迫感がどんどんつのりやめる事が出来ず一気に読み切ってしまった。物語に引き込む筆力はさすが岸志祐介。ああ面白かった。満足満足。

2024/05/31

nobby

一気に読んだ。藤木が的確な選択し続けるのは展開的に当たり前なのですが(笑)ちゃんとその伏線も回収されてる。グロさはあるけど、どんどん読めるのは貴志作品ならではなのでしょうか。しかし、ゲームブック懐かしい!中高時代にはまった思い出が。Amazonで『火吹き山の魔法使い』探してます(笑)

2012/08/17

そる

超サバイバル。ハラハラドキドキした。人間が食屍鬼(グール)と化してしまう様がホラー。人は極限状態に置かれると変貌するのか。スッキリしない終わり方で真実は主人公の予想だけ。しかし主催者の目的はその予想を聞いても理解不能。それこそが1番のホラーだ。藍の正体、ゲームブックのトゥルーエンドも全てがぼやかして終わった感じでモヤモヤ感が残る。「あんな連中が、それほど自分の心の支えになっていたと知って、藤木は以外の感に打たれた。どんな人間であっても、同じ境遇の仲間がいるということだけで、想像以上に励ましになるのだ。」

2019/05/26

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