ナンシー関の顔面手帖 (角川文庫 な 30-1)
ナンシー関の顔面手帖 (角川文庫 な 30-1) / 感想・レビュー
もりくに
ケシゴム版画のナンシー関の初期作品集。文章の長さもバラバラだが、版画はもちろん、文章の中身も高いレベルにある。1990年代前半の作品だから、もう20年以上前の話。ただでさえ瞬く間に劣化する芸能人の話だから、「誰?」が続出だが、文章は全く古びていない。たぶん、時代を活写しているからだろう。例えば石原伸晃。ノブテルは「慎太郎の息子」、「裕次郎の甥」、「ヨシズミの兄」という三つの「七光り」しか持っていないと。そう言えば、「慎太郎」も初出馬の時、「裕次郎と書かないでください」だった。「七光り」一家なんだね。
2018/08/23
背番号10@せばてん。
1996年8月7日読了。「消しゴム版画」と云えばナンシー関。(2019年10月23日入力)
1996/08/07
読み人知らず
必ず笑える。さすがです。帯にもある消しゴムの鬼と呼ばれてみたい、についてまだまだっす。といえる謙虚さと自己のレベルを冷静に見つめることができる能力に敬服。
2013/03/07
moe
ナンシー関さんのファンだったので亡くなったのが残念でたまりません。今でも芸能界で何か事件が起こると、彼女だったら何て書くかな?と、ふと思ったりします。この本は随分前の本なので内容はどうしても古いものですが、昔を懐かしんで読みました。
2010/09/09
SKH
特筆すべきはドリフ評。199X。
2013/02/26
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