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不思議の国のアリス (角川文庫 赤 118-1)

不思議の国のアリス (角川文庫 赤 118-1)

不思議の国のアリス (角川文庫 赤 118-1)

作家
ルイス・キャロル
Lewis Carroll
福島正実
出版社
KADOKAWA
発売日
1980-08-01
ISBN
9784042118015
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不思議の国のアリス (角川文庫 赤 118-1) / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

小学校低学年で覚える漢字以外はすべてルビを振っている版。 第一章「兎の穴に落ちる」 姉さんのそばにすわっていたアリス。 白兎が「やれ、やれ、おそくなっちゃうぞ!」 そして「下へ 下へ 下へ。いったい、どこまで落ちたら止まるのか」 不思議の世界に入っていく。訳福島正光、絵和田誠。訳者あとがきにも、ルビが。

2012/10/04

ヴェネツィア

「アリス・オンパレード」第3弾は角川文庫。ただし、この版は絶版になっていて、現在は別のヴァージョンが出ている。カヴァー裏その他にルイス・キャロルの簡単な紹介はあるが、訳者と挿絵画家のそれはない。訳はSF作家であり、ハインラインの『夏への扉』等の翻訳でも名高い福島正美。ちょっと畑違いな気もするが、訳は丁寧。ルビは多く、文体からも小学校高学年あるいは中学生くらいをターゲットにしているようだ。もちろん、大人の鑑賞にも十分に耐えられる。絵は和田誠のイラスト。こちらは線が単純すぎるために、子供向けの印象を免れない。

2013/08/18

saga

【再読】ただのファンタジーではなかった。新たな児童文学の境地を開いたルイス・キャロル。この物語は日本で言えば明治になる直前の時代に書かれたものだ。時間に追われる白兎、チェシャ猫など奇抜なキャラクターたち。そして、原書は英語の言葉遊びがあふれていることが、この訳書でも窺い知ることができる。結末は、落語の夢オチと同じだったなんて……(笑)

2020/03/09

はらぺこ

アリスが小さくなったり大きくなり過ぎたりするところら辺は楽しかったけど、トランプが出てくる頃からは読むのが面倒臭くなった。たぶん、英語を理解してれば言葉遊びみたいなところも面白かったんでしょうね。 29ページの動物達に混じってアリスが腕組みしてる挿絵は何かオモロかった。 結構昔に書かれた作品やのに「宇宙ロケット」っていう単語が出てたのでビックリした。

2015/08/31

ミュポトワ@猫mode

訳の比較をするために再読。この角川文庫の本はかなり昔の本なので、比較する対象としてはどうなのかっていうのもありますが、これしか手持ちがないので、こちらを読みました。この本のあとがきでもあるように、翻訳というのは時代ごとに変わるものであるので、比較して良い・悪いを決めるものではないです。ただ比較すると時代の流れがわかるかなって言う気がします。続けて新潮文庫のほうを読みますが、どう変わるか楽しみです。っで、やっぱりジグソーパズル見ながら読んじゃうなwこれはあれだなって確認して読むのは、楽しいです♪

2020/07/31

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