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絵のない絵本 改版 (角川文庫 赤 ア 4-1)

絵のない絵本 改版 (角川文庫 赤 ア 4-1)

絵のない絵本 改版 (角川文庫 赤 ア 4-1)

作家
アンデルセン
川崎芳隆
出版社
KADOKAWA
発売日
1994-06-01
ISBN
9784042165040
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絵のない絵本 改版 (角川文庫 赤 ア 4-1) / 感想・レビュー

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仮ッ子

月が絵かきに見て来たことを語りかける、33の短い短いお話の数々。月は見ている。世界のすべてを、遥かな昔から。繰り返し繰り返し、人間たちの営みを。月が、見ている。たったひとりで空の高みから。月は孤独を悲しんで、絵かきに語りかけたのかな。いちばん好きなのは十七夜、おろしたての洋服にときめく女の子の話。幼くても女!喜びが自分のもののように思えて読んでて微笑ましい気持ちになる。

2010/01/06

星野

ずっと気になっていた有名童話集。独りの絵描きに月が語らう形式で進んでいくショート・ショートで、読みやすいけどどこか抽象的で掴みどころのない感覚を味わった。小さな宝石の欠片を紡ぐよう。言葉の並べ方が綺麗。私はちょっと毒を含んだ「第三夜」や「第十六夜」、「第三十一夜」あたりが好きです。可愛いのも良いけれど^^

2009/11/09

POCOT

月が話してくれた物語。優しいお話。寝る前に読むといいね。

2009/03/02

みけねこ

いつから積んでたのか覚えてないくらい前から積んでいた本。10年以上積んでた気がしなくもない。タイトルに惹かれた。月が見てきた人々のお話の中では、煙突掃除をする少年と、クマと遊ぶ子供達の話が好き。アンデルセンは旅多き人だったそうだ。苦悩はあっても、相当恵まれた環境にいたのだろうなと、巻末の伝記を読んで思った。

2021/04/26

悸村成一

「さすらいの旅路-アンデルセンの伝記-」付載。「気ちがいざた」(p.134)。坂井真理子-挿絵16点。改版30版1996年。 178

2018/11/01

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