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赤毛のアン (角川文庫)

赤毛のアン (角川文庫)

赤毛のアン (角川文庫)

作家
モンゴメリ
Lucy Maud Montgomery
中村 佐喜子
出版社
KADOKAWA
発売日
1957-11-30
ISBN
9784042179016
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赤毛のアン (角川文庫) / 感想・レビュー

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里愛乍

小学生の私。とにかく捻くれまくってました。世界の少女文学というものを悉く否定しミステリばっかり読んでいた、まあなんて可愛げのない女子でしょう我ながら。アンはその中でも嫌いな女の子の筆頭でした。天涯孤独で幼少より苦労してきて真っすぐで気が強くて賢くて可愛くて誰からも愛されて…素敵なレディになって幸せな結婚をして仕事もできて子供にも恵まれて。今思えば憧れの裏返しだったんだろうなぁ。ほんとは元々大好きだったんだよ。知ってた?成人して改めて読んだ時、彼女はまさに〝腹心の友〟というべき愛すべき存在となっていました。

2016/11/18

かずよ

何度も読み、アニメも映画も見てるのに、色あせる事のない名作です!今回マリラとマシュウの気持ちが痛い程良く分かり、それは自分が大人になったからでしょうね。次の「アンの青春」から村岡花子さん訳を読みます!

2014/09/27

バズリクソンズ

筆者はこの物語の構成を書き始めの時点で、結末まで思いついていたのだろうかと思わずにいれない程見事なストーリー。使用人として男の子を貰う予定だった老兄妹の元に間違って孤児のアン、女子が届く所からこの膨大な物語は始まる。口達者なアンの異端児と思わされる振る舞いに翻弄されつつも引き取る事に決めた、マリラ、マシュウ兄妹。緑豊かな自然に囲まれて育つのと、学校での友人との出会い、数々の失敗から学ぶ経験(失敗はマリラが悪く、アンの責任ではないと思う読者多数のはず)アンのおしゃべりは想像力豊かで聞く者をアン、ワールドへ→

2023/07/23

としなり

中村佐喜子訳のアン。天真爛漫なお転婆娘の「おしゃべり」に思わず引き込まれ、愛と自然に満ちた清々しい息遣いが伝わってくる。実に良好でした。

2016/03/19

よくよく読むと小さい頃に絵本で読んだものと違う。それがおもしろい。毛染めで髪が緑になった話や、ケーキに薬を入れた話なんてなかったな…でもアンの失敗って大抵が暗にマリラが原因だよね。あとジョーシィのことを結構悪く言ってんなーとか絵本にない感じが出てた。すきなシーンは、マシュウが死ぬ前日に、マシュウとアンが2人で歩きながら「1ダースの男の子よりお前が来てくれてよかったよ」と話しているところ。それとアンとギルバートが仲直りしたところ。絵本ではギルバートが好きになれなかったけど、この本でギルバートが好きになった。

2016/04/05

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