和をもって日本となす 下 (角川文庫 赤 ホ 3-2)
和をもって日本となす 下 (角川文庫 赤 ホ 3-2) / 感想・レビュー
イケタク
評価
2016/05/03
イケタク
日本人の特徴を野球を通して語られている秀逸な作品。「和」と言う日本独特の文化に馴染めない外国人選手の悲哀が存分に描かれている。この下巻の中では、西武ライオンズという「企業」と巨人軍という特殊な「野球軍隊」を描いた物語が秀逸。共に今では少し変わっているとは思う。特に西武に関しては主役が退いたから違っているとは思うが。日本文化論としてかなり秀逸な作品と言える。
2016/05/05
Gen Kato
再読。外国人選手たちにとって、現在の日本プロ野球界は働きやすい場所かなあ、と思いながら読んでいました。チームメイトを「助っ人」と呼び続ける感覚がなくなる日は来るのか…
2015/04/06
SU
玉木さんの後書きが良かった
2014/04/24
アンゴ
日本プロ野球界とスポーツメディアが沈黙し、その他内外からは絶賛された野球を素材にした日本論考察のベストセラー日本語訳。 「日本貿易摩擦について口論している人は話を中断し、とにかく近くの書店へ行ってこの本を読め。そして日本人の考え方を知るべきだ。この本はおもしろい上に、日本人とアメリカ人の間にある壁がいかに厚いかを明確に示し、さらにその壁に窓をつけてくれた」とのニューヨークタイムス評が端的。ジョンソン、バース、クロマティ、ブーマー、リー兄弟、等懐かしいガイジン選手の耳が痛い意見もそろそろ虚心無く聞いては?
2012/10/17
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