Yの悲劇 (角川文庫 赤 507-1)
Yの悲劇 (角川文庫 赤 507-1) / 感想・レビュー
おすし
なんと胸糞の悪い…。これが、ホラーならどうってことなくて、えげつない話は大好物なんですが…。ドルリー・レーンは神か何かのつもりなんですか。思慮深い系老紳士な振舞いのナルシストっぽいジイサンで嫌いだわ(爆) 話の書き方も、気違いだのオシだのツンボだの不具女だの、差別用語オンパレードできつい。新訳ならもうちょっとマイルドなのかも。でも、そういう方向性の物語なのは変りないわけで、やっぱり嫌いです。
2021/07/13
きのどん
再読
2012/12/07
DK
ドルリー・レーン四部作の二作目。奇矯な振る舞いと強烈な個性で知られるハッター家を襲う事件の数々。意外な犯人に説得力を与える斬新な構図の素晴らしさが輝かんばかりに光る最終章は圧巻。謎を解いたり、真相を暴いたりるのが名探偵ではない。事件を解決するのが名探偵であるのだ。そんなことを痛切に思わせるラストの余韻がずしりと響く傑作。
2011/07/01
感想・レビューをもっと見る