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悪魔の選択 下 (角川文庫 赤 537-7)

悪魔の選択 下 (角川文庫 赤 537-7)

悪魔の選択 下 (角川文庫 赤 537-7)

作家
フレデリック・フォーサイス
篠原慎
出版社
KADOKAWA
発売日
1982-11-01
ISBN
9784042537076
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悪魔の選択 下 (角川文庫 赤 537-7) / 感想・レビュー

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absinthe

読み終わった。仕事の都合で読書を一週間中断し冷静な頭で再開したら、勢いで読んでいれば気付かなかったはずのテロリストの行動の欠点が際立ってしまった。こういう小説は、冷静にならずに最後まで読むべきだ。それでも緊張感が損なわれないのは流石はフォーサイス…。最後のどんでん返しが秀逸で、その後にあるキャラクタの印象が大きく変わった。そして悲しいけどほっとした。あまり他人の評価を見ないで読んでほしい。

2016/04/20

たぬきオヤジ

最後に楽しいどんでん返し。こういう点でもフォーサイスはさすが。

2020/09/24

スー

39ソ連の書記長ルージンは食料危機を乗り越える為に英米と軍縮条約を結すぶ見返りに食料を得ようとしライバルのビシナーエフはルージンを失脚させヨーロッパと戦争を企む、軍縮条約が締結しようとした時にウクライナ独立派による世界一の巨大タンカー乗っ取り事件が発生し状況は一変する。スパイによるソ連内部の情報調査とタンカー撃沈計画とSBSによる強襲タンカー奪還作戦計画と流失した重油が起こす環境破壊と阻止計画が同時に進行して緊迫感一杯でとても楽しめた。窮地だった筈のルージンが実はというのも流石でした

2023/05/07

對馬 正晃

この手の謀略ものは、遅々として話が進まないのが常ですが、あれよあれよという間に終盤へなだれ込んでいきます。そしてまさかの結末・・・。ロシア人恐るべし!(笑)

2020/05/27

hit4papa

英米露、ヨーロッパを巻きこんだスケールのでかいエスピオナージュです。ジェットコースター的展開ながら、破綻することなく風呂敷を上手にたたんでくれます。ちょっとした悲恋なんかも織り込んで、堅苦しさだけではおわっていません。ラスト2頁のどんでん返しは秀逸。一気読みの名作です。 巻末のあとがき、30年後に読まれているかとのインタビューで、「おそらく読まれないでしょう」とフォーサイスは答えています。いやいや30年たっても十分に読み応えがあるのです。

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