アフガンの男 上 (角川文庫 フ 6-26)
アフガンの男 上 (角川文庫 フ 6-26) / 感想・レビュー
James Hayashi
感情を排し、無機質にアルカイダやアフガニスタン、CIA、英国SAS(特殊空挺部隊)の模様を描いている。ストーリー的にはまだ盛り上がりがなく、概況を説明している様な感じでイマイチだが、ナインイレブン前後のテロの状況が関連づけられ興味深い。久しぶりのフォーサイスであるが、静かな幕開け。下巻は期待大。
2017/08/21
きょちょ
安定して面白い作品を提供してくれるフォーサイスだが、この作品はどうか・・・。 上巻は序章のような感じ。 主人公たちの過去のことや、国々の過去の争いの叙述が多い。 タリバンとアルカイダの違いや、同じイスラム教徒といっても全く異なる考えを持っていることなどは勉強にはなる。 ただ、オサマ・ビン・ラディンの「名」が登場する作品なら、今の所「アヴェンジャー」にはっきり軍配は上がる。 下巻はいよいよ準備整えた主人公が〇〇ということだが、そこに期待。 ★★★
2018/02/15
かんとり
続けてフォーサイス、タイトルにつられて読んでみた。 相変わらず背景と人物説明がカチカチで、なんら面白みがないな。 実際の人物の名前がでているので、どこからフィクションなのか分かり難いのもいつも通り? 下巻に期待。
2018/09/03
tom
前作のマイク・マーティンが主人公。前作と同様に武器やら情報戦やらのうんちくが延々と続く。この部分は少しも楽しめないのだけど、主人公が相手にするイスラム過激派に関する説明は、なかなかすごいと思う。たぶん、きちんとした下調べをした上で書いた本なのだと思うけれど、(ほんとうのことだとしたら)イスラム過激派がどのようなプロセスで形成されたのかのアウトラインがつかめる内容。その意味では、面白い本。こういう本を読んで、世界情勢のお勉強。
2013/10/29
わかちゃんさん
原文のせいか、訳が悪いのかわからないが、意味不明の箇所があるが、概ね面白く読みました。タリバンが何を企んでいるのか、下巻が楽しみです。
2015/07/22
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