KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

パラディスの秘録幻獣の書 (角川ホラー文庫 508-1)

パラディスの秘録幻獣の書 (角川ホラー文庫 508-1)

パラディスの秘録幻獣の書 (角川ホラー文庫 508-1)

作家
タニス・リー
Tanith Lee
浅羽莢子
出版社
KADOKAWA
発売日
1994-04-01
ISBN
9784042667018
amazonで購入する

パラディスの秘録幻獣の書 (角川ホラー文庫 508-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

mocha

はじめ古典調の訳文がとっつきにくかったけれど、とても引き込まれた。解説で小谷真理氏も書いているが、ラファエル前派の絵画を思わせるような美しく幻惑される世界。エロティックな場面も多いが、それも魔物の生命力をより感じさせる。瞳がアメジストからエメラルドに変わった経緯が知りたい。

2019/08/20

拓也 ◆mOrYeBoQbw

幻想耽美ホラー中短篇集。パラディス・サーガ。パリがモデルの架空都市パラディスを舞台に、血塗られた謎や歴史を紐解く作品群。デカダン文学の流れを組んだ退廃的エロスの色合いが強いですが、リー女史の都市や歴史の知識に裏打ちされた描写力がページを進ませますね。快楽や欲望と恐怖が共存したパラディスの都市と住民を生き生き(?)と浮かび上がらせます。アーサー・マッケンやC.A.スミスが好きな方にお勧めです(・ω・)ノシ

2018/09/29

miroku

1988年の作品だが、クラッシックな雰囲気が漂う。ローマ時代から続く因縁が、いかにも「らしくて」良い。

2010/07/15

長岡紅蓮

ファンタジー小説。幻想の都パラディス。地方から上京した青年ラウーランの下宿先は凋落貴族デュスカレ家の屋敷だった。なぜデュスカレ家は呪われてしまったのかが明かされていきます。

2020/04/08

ぬのさと@灯れ松明の火

架空の都市パラディスを舞台に、血にまつわる呪いや指環や、これぞタニス・リーの耽美世界。

2013/02/16

感想・レビューをもっと見る