テキサスの懲りない面々 (角川文庫 ラ 5-6)
テキサスの懲りない面々 (角川文庫 ラ 5-6) / 感想・レビュー
ずっきん
ハップ&レナードシリーズ5。兵役拒否って前科持ち、大学は中退ヒルビリー、ハップ、銃と共和党を支持する黒人のゲイ、レナード。二人はソウルメイト。もうこれだけでどんだけ美味しいことか。オールスターに加え、ゲストまで参加の一大エンターテイメントな仕上がりだった。揺れ動くハップが落とし前をつけ、一歩踏み出す!クソかっこいいぜ、ハップ!翻訳も最終巻、ストーリーも一段落といったところ。次の「Vanilla Ride」まで八年ほど空いているし。もう翻訳は出ないだろうな。これほど読みたいシリーズは中々ないというのに→
2018/12/29
Ayah Book
ハップとレナードシリーズ6?作目。翻訳された中では最後の作品ぽいです。このシリーズは本当に好きで、今作も良かったのだけど、ラストのたたみ方はちょっとあっさりしすぎてびっくりでした。もし映画でこんな結末だったら、少しがっかりかも。。。途中まではメキシコに行ったり、死体もいつもより多め(え?この人まで??)で残酷描写も中々だっただけに残念に感じました。ランズデールさん、このシリーズやめたかったのかなと思ってしまった。ですが、キャラや会話などはいつもどおり面白かったです。
2023/04/04
Ribes triste
ハップ&レナードシリーズ第5作。下品でお下劣で想像の上をいくストーリー展開がたまらなく好きなんですが、邦訳最終作。読み終えて続き読みたさに悶絶。もはや英語で読むしかありませんのねぇ。
2020/09/22
GAKU
ハップとレナードこれが邦訳最後の第五作。回を重ねるごとに、下品さはダウン。アクション、ハードボイルド度はアップ。今回は過去の登場人物も多数集合。前作同様楽しく読ませていただきました。しかし、1作目、2作目あたりの方がこのシリーズらしいカラーが出ていると思います。陽気でお下品な二人が主人公だから暗い雰囲気はあまり無いのだけれど、起きている事件、描写等は、全作結構悲惨でエグイです。ラストのハップはカッコ良すぎ!とにかく楽しませてもらったシリーズでした。
2015/06/30
icchiy
翻訳されているなかのハップ&レナードシリーズの最終巻。これは、やっぱり面白い! なんというか、ばからしい会話、お下劣、ありえないだろう、みたいな感じなんですが、独特な雰囲気と物語の進行にいつのまにかどっぷりと浸かってしまうランズデールマジックです♪ でも、ちゃんと締めはしっかりとしていて納得なんですよね~。巻末の解説者が書いてある通り円熟味の完成度の高さがこのシリーズに感じます。理屈抜きで面白いこと請け合い^^
2016/11/19
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