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エイリアン4復活 (角川文庫 ン 2-4)

エイリアン4復活 (角川文庫 ン 2-4)

エイリアン4復活 (角川文庫 ン 2-4)

作家
A.C. クリスピン
A.C. Crispin
東江一紀
出版社
KADOKAWA
発売日
1998-02-01
ISBN
9784042724056
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エイリアン4復活 (角川文庫 ン 2-4) / 感想・レビュー

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色々甚平

エイリアンシリーズで2番目に好きな映画。シガニー・ウィーバーが3で完結させるためあの終わり方をしたはずなのに無理やり復活した作品。監督が元の脚本通りに作る余計なことを嫌うタイプなためほぼ映画と変わりはないが細かい点では文字化されることでオープニングの虫のシーンの必要性や、中でも一番好きな寄生されている一般人の姿も彼が盛り上げ要員でなく生きたキャラに変わっている。もう数百歳になるリプリー(冷凍睡眠)が時代を超えて、その時々の人々と出会う。面白いのは全作で人間もエイリアンもやってることに変化も成長もない所。

2016/06/10

ニミッツクラス

98年の税抜720円の初版読了。映画「エイリアン4復活」のノベライズ作品。既刊の1~3はフォスターが書き起こしたが、本書はクリスピンとなった。その事情に興味があるが、巻末のあとがきでは触れていない。3、4と東江氏訳にしたのは違和感なくて良いと思う。フォスターは「コヴェナント」で戻って来た。モトの映画の方は、ハードアクションは初めて(?)のウィノナ目当てに観に行った。本書のコール役で、当時はシャキッと可愛かったですよ。リプリー復活の設定にいささか無理があるけど、あとは王道のストーリーを楽しめる。★★★★☆☆

2018/04/26

レンジャー

前三作とは趣の違うエイリアン。個性的な登場人物たち。これに関しては小説もいいけど、私はジャンピエールジュネの創る映画の雰囲気が好きなので。

高木

2〜4で1番好き。いまいち行動理念が分からなかったレンとペレズの思想に納得できた。ベティ号の仲間の関係性が丁寧に書かれていてうれしい。リプリーの、人間の記憶とエイリアンの思考が混ざり合い葛藤する描写は、人とエイリアンの融合であるという設定の必然性を補強している。ディステファノは何故いるのか分からないキャラだった。肝心のエイリアン描写は恐ろしく、唾液の粘り気を感じ、残酷な死への想像力を掻き立てる巧みな文章だった。パービスの未来への期待とその後の冒険が作品内で特に心に来る。

2023/04/11

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