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僕の心臓を盗まないで (角川文庫 シ 24-1)

僕の心臓を盗まないで (角川文庫 シ 24-1)

僕の心臓を盗まないで (角川文庫 シ 24-1)

作家
テス ジェリッツェン
Tess Gerritsen
浅羽莢子
出版社
KADOKAWA
発売日
2001-01-01
ISBN
9784042872016
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僕の心臓を盗まないで (角川文庫 シ 24-1) / 感想・レビュー

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優希

色々なことを考えさせられました。アメリカの大学病院の外科医とモスクワのストリートチルドレン。普通であれば無関係なはずなのに、とあることをきっかけに関わっていくのですが、その形がかなり残酷とも言えます。希望を失った無垢な青い目を持つ少年・ヤーコフは新しい親という希望を与えられるのですが、最初から不穏な空気を感じました。外科医・アビーは勤務先で患者を前に悩んでましたし。ヤーコフは実は売られていっただけなんですね。臓器移植のドナーとして。臓器売買問題、生死の倫理について問われるような作品でした。グッときます。

2014/05/07

金吾

話を通じて生と死また生きる権利等を考えさせられました。立場により対応が変わるべきではありませんが、私自身は立場により態度が変わりそうです。話自体は筋はわかりやすく、読みやすい本です。

2021/02/21

nizi

往年のロビン・クックが書きそうな医療サスペンスだが、そんなことより表紙が怖い。こっちみんな。

2024/07/13

mochi_u

知人に薦めてもらいました。あまりサスペンスを読んだことがなかったのですが、一気に読み終えてしまいました。巧みに編まれた二本の糸が緊張感を増しながらほぐれていき、数度のどんでん返しの後に交わります。最後の最後までだれることなく進む物語は、まさにノンストップ・エンターテインメントでした。医療現場にリアリティーがあるな、と思ったらお医者さまなのですね。ミスリードのためとはいえ、振り返ると首を傾げる部分もありましたが、これがデビュー作というのですから素晴らしいです。後、邦題は改題しない方がよかったと思います。

2015/08/06

cotton

翻訳小説は苦手だけどこれは読みやすかった。疾走感のある医療サスペンス。

2017/02/17

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