ゲーム・プレイヤー (角川文庫 ハ 20-1)
ゲーム・プレイヤー (角川文庫 ハ 20-1) / 感想・レビュー
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英国人作家バンクスによる1988年のSF小説。高度に科学技術が発達し、犯罪も貧困も法律もない社会に生き、人々はゲームに興じる。ゲームの名手が、別の惑星のゲームに招待される。登場人物の多さと、想像力をフルに使わないと想像もつかない設定に、戸惑いながら読み始めた。1/3あたりまで読むと、おもしろさに熱中し、読み切った。ザッカーバーグ推薦図書だったので手に取った。
2017/07/22
aki
マスクがロケットで打ち上げたドローンの名前をこの作品にちなんで「Of Course I Still Love You」と名付けたそうだ。という興味から読んでみた。舞台は遠未来、物質的に完全に満たされ、労働も貨幣もない世界。一人のゲームチャンピオンが、別の文明を支配しているゲームに誘われる。本書の大部分が架空のゲーム上での攻防に費やされるが、盤外でおこる諸々の事件と相まって面白い。あとがきに出いている他の作品も面白そうだが邦訳は出ていない。やっぱ角川はだめ。表紙もチグハグだし、早川で出してほしかった。
2023/06/09
orange21
松本零士の内容と全然関係ない感じの装画とあいまってか、00年代の上梓にしてはいささかオールドスクールな内容かもしれない。遠未来、全ての福祉が満ち足りゲームという娯楽に耽溺している<カルチャー>からやってきた主人公、全ての政治や文化が一つのゲームに支配されている残虐な帝国「アザド」に挑戦する。ゲームという題材を選んで何を描いたのだろう。アザドのルールは判然としないが、麻雀のルールがわからなくてもアカギ面白いよね、みたいな感じで面白く読める。面白くはある。
2016/11/09
膝小僧
☆☆☆
2015/01/10
ごら
読んだ時期不明 めちゃくちゃ面白い
2013/09/09
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