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シャーロック・ホームズの回想 (角川文庫)

シャーロック・ホームズの回想 (角川文庫)

シャーロック・ホームズの回想 (角川文庫)

作家
コナン=ドイル
えすとえむ
駒月雅子
出版社
KADOKAWA
発売日
2010-12-25
ISBN
9784042982142
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シャーロック・ホームズの回想 (角川文庫) / 感想・レビュー

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tonnura007

ホームズ短編集第2弾。競走馬を中心に話を展開するシルヴァーブレイズやホラーテイストな黄色い顔など、冒険とはカラーの違う作品が多いよう思う。シャーロックホームズ全体の話で言うと、マイクロフトやモリアーティの登場という点からもシャーロキアンにはたまらない小説である。 「探偵として思い残すことはひとつもない」「命が燃え尽きる運命だとしても、それを甘んじて受け入れることができるよ」「おのれの知恵を悪事に利用したことは一度もない」 ホームズがモリアーティとの勝負に臨み、覚悟の言葉を述べるシーンは特に印象的であった。

2024/09/22

タツ フカガワ

12の短編を所収。が、半分ほど読み進んだころ、あっと思って新潮文庫『シャーロック・ホームズの思い出』を取り出してみると、10編が重なっていた。“回想”も“思い出”もほとんど同じということか。それでも新潮文庫に未収録の2編、50歳の独身女性に突然届いた切り取られた耳の入った「ボール箱」、大地主の邸宅で起きた殺人事件「ライゲイトの大地主」は、時代背景は古いものの今も色褪せない面白さでした。

2021/08/16

智湖

名探偵ホームズと宿敵モリアーティ教授との死闘を描いた「最後の事件」を含む第二短編集。ー本当なら、ここでホームズが命を落として終わるのですが、その昔、もうホームズを書きたくなり、彼を殺した作者に働きかけ、ホームズを蘇らせるのに成功したシャーロキアンに感謝。続編「シャーロック・ホームズの帰還」を読みます♪

2018/05/13

佳乃

まだ2冊しか読んでいないのに、ホームズが愛おしい存在になってしまった。本当にもっと早く読んでいればよかったな。そして、本当にあそこでホームズはモリアーティ教授との最後の決戦で共に落ちたのだろうか・・・?ワトソンの心情がやるせなさでいっぱいのように感じる。

2017/07/07

こばまり

(2014.5.18 誤字を改めました・汗)【シャーロック・ホームズ祭り】に参加して読みました。活字のホームズは久しぶりです。知っているお話なのにいつでもワクワクできるのは相変わらず。加えて訳者のお力か、ホームズもワトスンも一層生き生きと感じられました。それゆえに「最後の事件」が沈痛で。えすとえむさんによる表紙イラストも素敵です。

2014/05/17

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