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緋色の研究 (角川文庫)

緋色の研究 (角川文庫)

緋色の研究 (角川文庫)

作家
コナン=ドイル
えすとえむ
駒月雅子
出版社
KADOKAWA
発売日
2012-02-25
ISBN
9784042982210
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緋色の研究 (角川文庫) / 感想・レビュー

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absinthe

ワトスンがホームズと出会う話。2部構成で、事件から犯人を逮捕するまでの第一部と犯人の前日譚の第二部からなる。本格推理のまさに王道。相手を見ただけで来歴を言い当てたり、誰もの眼にも触れていた筈の証拠からホームズだけが意味を解き明かせるという展開。推理の面白さそのものもさることながらホームズの個性が光っている。もう一度、シリーズ作品読み直したくなったなぁ。

2022/06/14

ykmmr (^_^)

某推理アニメの主人公が大好きで、アニメのネタにも使われたりしている推理小説家。この作品で、ホームズとワトソンが出会う訳なのだが…。あっ、ワトソンはもう一つの名探偵を爺様に持つ、高校生探偵の方に容疑者として出ていたんだわ 笑。また、無駄話をしたが、ちょっと、作品の読む順番を間違えてしまって(?)ホームズの「動き」が読めていないが、

2022/12/23

みっこ

ドラマ『シャーロック』の影響で、本家シリーズに興味を持ちました。なぜ今まで読まなかったんだろう。すごく面白い!冒頭、有名な『アフガニスタンに行ってましたね?』が早速出てきてにんまり。シャーロックは思ったほど偏屈でなかったです。やや可愛らしささえ感じてしまう(笑)思いもよらない犯人の名が挙がったあと、唐突に回想へ移行。そこから一気に惹きつけられました。真相は思った以上に重く、悲しいものでした。でも謎解きが面白かった!続編もゆっくり読んでいきます。シャーロックとワトソンが今後どんな活躍をするか、とても楽しみ。

2015/10/26

nakanaka

10年以上ぶりの再読になります。が、新訳版なので読みやすい!頭への入ってきかたが全然違うので新たな発見もありました。新訳版でいろいろと読み返してみようかな。宗教から始まる悲劇、そして復讐という一連の流れがコンパクトかつドラマテックに綴られており大いに楽しめました。ホームズとワトソンの名コンビによる初めての事件で、ホームズの能力にワトソンが舌を巻くという点からワトソンに感情移入しやすい構図になっていますね。モルモン教という馴染みの無い宗教が作品のキーとなっていますが、偏見無く受け入れたいと思う。

2024/06/25

tonnura007

戦地で重傷を負い帰国することとなったワトソンは、シャーロックホームズという変わり者を紹介されベーカー街221Bで共同生活をすることになる。その後、ホームズの元には殺人事件の報が届き、ワトソンを連れて現場に赴く。現場では壁に血文字が書かれ結婚指輪が落ちていた。ホームズは現場を詳細に検証したうえで犯人像を言い当ててしまう。 言わずと知れたホームズ誕生の不朽の名作。観察眼と推理で真相に辿り着く手法は多くの推理小説作家たちが描いているがそれの原点となる作品である。 今回の新訳は非常に読みやすい。

2024/08/22

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