毎日の言葉 (角川文庫)
毎日の言葉 (角川文庫) / 感想・レビュー
うえ
イタダキマス「イタダクは、しゃれて「頂戴する」といった人が多いのをみてもわかるように元来は物を頭に載せること」「食べ物をイタダク場合というのはもとは神様の前か貴人の前で、改まった式の日の食事として、同時に同じ物をごいっしょに食べる時」「挨拶は禅僧が支那から輸入した近世の漢語で、挨は押す、拶は押しかえす、もとは受け答えという心持ちしかなく、礼儀の感じは含んでいなかった」「挨拶などという外来語がおもしろくないとすれば、ただ漢字だけの使用を禁止せずに、何か限定辞を添えてこのモノイイを再用するがよいかと」
2015/03/25
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