神に迫るサイエンス: BRAIN VALLEY研究序説 (角川文庫 せ 4-3)
神に迫るサイエンス: BRAIN VALLEY研究序説 (角川文庫 せ 4-3) / 感想・レビュー
ntahima
自作に関する解説本を自ら企画・監修するというのは非常に珍しい。確かウンベルト・エーコも「薔薇の名前」について覚書を書いていたが・・・ 第一線の研究者たちが各自の立場から瀬名秀明氏の「BRAIN VALLEY」と最新科学との接点について語るのだが、これが思ったより面白かった。 と言うより小説自体より分かりやすかったのには笑えた。各自の専門分野に関する推薦図書紹介もありブックレビューとしても有用。
2010/03/05
酔花
作者自らが自身の作品の学術的内容に関して解説するという、あまり類を見ない企画。「意識」という見えないものに対して、様々な手法でのアプローチが面白い。個人的には人工生命から意識を再認識するのが興味深かった。本編となる「BRAIN VALLEY」を読んだのがだいぶ前のため、はっきりと内容を覚えていなかったのがもったいなかったかな。
2012/09/27
kmagami
スーザン・ブラックモアの著書より引用 「人が変わるのは臨死体験がたとえ短い間でも、人間のあらゆる欲望や迷い、苦しみの元である自己のモデルを破壊するからである。本物の確固とした自己、意識的選択をする自己、客観世界を距離を置いて眺める自己、責任をとったり体験の中心であったりする自己など、初めからありはしなかったのである。こうした体験をことごとくしながら生き、こうした記憶を持ち、こうした決定をする一個の自己などそもそもありはしなかったのである。ただ、そうしたものがあるという心的モデルがあるだけである。 人は
2010/10/23
口八丁
http://ameblo.jp/kurukurukurue/entry-10621652767.html
2010/04/28
lucyandrew
とても難しい。この分野に興味がある人でないときついかも。
2009/04/15
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