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八月の博物館 (角川文庫 せ 4-5)

八月の博物館 (角川文庫 せ 4-5)

八月の博物館 (角川文庫 せ 4-5)

作家
瀬名秀明
影山 徹
出版社
KADOKAWA
発売日
2003-06-25
ISBN
9784043405060
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八月の博物館 (角川文庫 せ 4-5) / 感想・レビュー

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けい

瀬名さんが描く、様々な要素を含む作品。視点においては、考古学者のオギュスト マリエット、筆者の小6時代の享、執筆時の作者自身の3つで描かれている。古代エジプトの記述は歴史小説であり、博物館の記述、作者自身はSF小説、享自身を描く時にはジュブナイルになる。(理系)作家の括弧の部分のわだかまりを逆手に取った様な文章。資料への徹底したこだわりが、専業作家としての覚悟を表している様にも感じました。ジュブナイルとしては、小学校最後の夏休みに経験する甘酸っぱい内容。でも、この時期に経験する気付きは、実は残酷で→

2014/09/01

たぬ

☆3 長い。長いです。マリエットパートと不思議な博物館パートだけに絞ったほうが良かったんじゃないかな。亨の学校生活と作家になった私のくだりはちょろっと添える程度でも。そのほうが19世紀末のエジプト遺跡発掘の興奮も場所も時代も様々な博物館の魅力もさらに増したと思う。

2022/02/17

fermata

初読みの作家さん!八月の博物館ということで何とか8月中に読みたいと思っていたので、読めて良かったです。この作品は後ろの紹介文に惹かれてBOOKOFFにて購入しました。ミュージアムのミュージアムという設定がとてもツボでした。大学時代、生涯教育を専攻していたこともあり博物館に行くことが大好きな私にとってはとても楽しい作品でした。小説の中の登場人物が作家で小説を書いているというあまりない設定もとても面白かったです。心に残る言葉も多くお気に入りの一冊になりました。作品に出てくる『アイーダ』にも興味が湧きました!

2018/08/29

はと

10年以上前に読んだことがある作品。懐かしくなって読んでみたが、う~ん、なんか、ちょっと・・・。こんな読みにくい作品だったっけ?(^_^;)場面の移り変わりが頭の中でスッとビジュアル化できない。理屈的にも込み入っていて分かりにくい。主人公の少年が成長した後の人物である1人称主人公が自分のことをつらつらと書いている部分なども、ひどくナイーブな感じで、読んでいて閉口した。全体的に、読者のために書いているというよりも、書き手の思いが前面に出すぎているというか。。。クライマックスも延々と続き、長かった。

2014/01/02

ヤギ郎

ちびちびと少しずつ読み進めたことを後悔。一気に読むことをおすすめする。博物館へ行きたくなる。博物館とエジプトと小説家好きにおすすめな一冊。もう一度読みたい。

2018/07/14

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