虫送り (角川ホラー文庫 50-4)
虫送り (角川ホラー文庫 50-4) / 感想・レビュー
あかつや
家出娘が立て続けに北海道で消息を絶つという事件が起こる。一方同じ頃北海道の井戸無村では生物農薬として採用されていたテントウムシの異常繁殖が確認されていた。なんかバイオホラー要素が邪魔だなあと思った。それよりも虫にこだわりを持ったサイコ野郎が、虫を使って残酷な殺人を繰り返すって部分のほうがずっと怖かったよ。普通にそっちをメインに展開したらよかったのに。虫についてのハッタリがいくらなんでもめちゃくちゃすぎて、読んでていやいやないないって気持ちが勝っちゃうんだよなあ。決着のつけ方もまたいやいやないない、だし。
2022/03/19
シン
A評価。蟲系と文化人類学に料理という大好物の3つのテーマが揃い踏み。怖さというより生理的な気持ち悪さを思い出させてくれる良作。物語的にも尻すぼみ感はあるものの好きな感じ。とりあえず最初の蟲に喰われるところは映像化希望。
2006/09/12
イチ
★★★☆☆。グロいという感想が多かったので覚悟して読んだけれど、それほどグロい描写はなかったような気がする。もちろん極度の虫嫌いには全くもってオススメ出来ないけれど。途中まではなかなか面白かったのに、最後の終わらせ方で一気にしょんぼりしてしまった。前半と同じバイオホラーテイストでそのまま貫き通して欲しかった。
2015/04/05
じゃくお
酷すぎる内容。
2014/08/08
haru
そこまでグロいとは思わなかったけど...虫の大群は...遠慮したいわぁ。非現実的な終わり方とは思ってなかったので、あと数ページしかないけどだいじょーぶ??って感じでラストは置いてけぼり気分。展開はスピード感があっておもしろいと思う。原因となった彼が、意外に後半影薄くてラストまでうっかり忘れていた程だった。以前和田さんの本を読んだ時も思ったんですが、文章に違和感が。
2015/09/26
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