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聖母の深き淵 (角川文庫)

聖母の深き淵 (角川文庫)

聖母の深き淵 (角川文庫)

作家
柴田よしき
出版社
KADOKAWA
発売日
1998-03-20
ISBN
9784043428021
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聖母の深き淵 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ゆみねこ

緑子が母になって辰巳署の刑事に。冒頭から赤ん坊に授乳するシーンあり、一気に引き込まれました。あの麻生と練との絡みもあり、ジェンダー・母性と考えさせられるテーマで読み応えがありました。でも、緑子が必要以上に痛めつけられるシーンは読むのが辛かったです…。月神も続けて借りる予定です。

2015/11/06

タックン

再読。緑子シリーズ2作目。今回は恋愛要素少なめでミステリー要素が多いかな。緑子はしっかりママさんしながら幸せそうに刑事してる・・・それでもしっかり同僚と関係してるけど(笑)主婦売春・覚せい剤・乳児誘拐いろんなことが複雑に絡んだ事件が発生し読んでて疲れちゃうけど話が面白いから読まずにはいられない・・・・最高の傑作女流ハードボイルドミステリー。名作(聖なる黒夜)の麻生と山内練も登場するから目が離せない。

2013/09/09

GAKU

1作目はイマイチの感じでしたが、その後「聖なる黒夜」を読んでからこちらの第2作を読みました。今回から麻生、山内も登場し前作よりは楽しめました。でも主役のRIKOはやはりあまり好きになれないし、登場人物がみな愛に一途すぎるのもなんか不自然。

2018/07/10

りゅう☆

父親は3人の誰かは分からないが明彦を父とし、男の子の母となった緑子。ある日、男の体で女の心を持つ豊の依頼で失踪した元保母の友人を探すことに。そこで私立探偵麻生に捜索を依頼する。麻生は敏腕元刑事。一方、廃工場から主婦の惨殺遺体が発見された。元の生活に戻ってもらうように緑子が説得したのに…。そして暴力団若頭山内練登場。底冷えする怖さが漂う。4年前の乳児誘拐事件と失踪からの薬、売春による保母の転落人生、主婦惨殺、やっと孤独を分かち合えた仲間がまさか…。無関係のようなこれらが繋がった時、悲しい真実が見えてきた。→

2024/09/16

ワレモコウ

再読本。RIKOシリーズ2作目。前作より柔らかい印象。緑子が母親になったせいか…と思ったら、ありましたねー城本や山内練。女性の心を持つ磯島豊の親友・由香が行方不明になった事件。主婦が惨殺された事件。4年前の乳児誘拐事件。覚醒剤や売春、LGBTなどをこれでもかと織り交ぜて、全て回収してしまうのはさすが凄いなぁ。今作は、元刑事で探偵をしている麻生が登場する。麻生や城本の気持ちが切ない…。

2020/09/21

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