消える密室の殺人 猫探偵正太郎上京 (角川文庫)
消える密室の殺人 猫探偵正太郎上京 (角川文庫) / 感想・レビュー
Rin
【図書館】なるほど、猫にとっては殺人事件もそれほど重大ではない。命あるものはいつか失われる。命を落とすのが早いか遅いかという違い。でも同じ猫が命を落としたため、その犯人を捜し出そうとする正太郎。猫が命を落として、猫が犯人を捜す猫視点の物語。内容としてはそんなこと猫にできる?と思うようなことも多々あってりして。でも軽快なテンポとどこかゆる~い感じに流されている。人と暮らす猫には苦労も気遣いもあるのだろうな、とミステリとは関係ないところが気になりつつ、最後は落ち着くところに落ち着いたのかな、という感覚でした。
2017/02/28
さっこ
猫探偵シリーズ第2弾。突然の上京で遭遇した殺人事件。殺されたのは、猫たちを集めたフォトストーリーなるものの撮影後のカメラマン。密室の謎解きや動機には弱いものを感じますが、一人ひとり、一匹一匹のキャラを楽しむ作品。正太郎の会話や突っ込みを微笑ましく読みました。
2020/07/24
hirune
今回も気まぐれで 衝動的で 事件に巻き込まれ体質の同居人 推理作家桜川ひとみ嬢に連れられ上京した猫の正太郎?案の定殺人(+殺猫)事件に巻き込まれ、またもや大活躍でした。そこで知り合ったのは個性的でミステリアスな猫たち、正太郎を中心に猫探偵団を結成できそうなハイスペックな猫さんたち、もう会えないのかな?親友の犬のサスケや愛しのトーマにもまた会えるといいのになぁ。でも正太郎はにゃんこだから、同居人次第 寄ってくる事件次第だものねぇ☆
2018/09/16
ヨリヨリ
個性豊かな猫達。
2013/12/09
harupon
猫探偵正太郎シリーズ② 正太郎の同居人(飼い主)の桜川ひとみのキャラが笑える。正太郎が事件解決の糸口を見つけるまでの猫同士のやりとりも、面白い。「間馬白階」を理解した堤刑事が偉い!殺人事件だけど、柴田よしきさんが書けば、コミカルなミステリーに仕上がっています。楽しめました。
2020/12/02
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