覆面作家の愛の歌 (角川文庫)
覆面作家の愛の歌 (角川文庫) / 感想・レビュー
射手座の天使あきちゃん
お嬢様の鋭すぎる謎解きもいいんですが、個性的キャラの脇役やお嬢様とリョースケの恋の行方が気にかかるシリーズですねぇ(笑) その意味では、卑怯者と言われても 「でかしたぞ リョースケ!!」 (^_^)v
2011/08/05
ダイ@2019.11.2~一時休止
覆面作家その2。ライバル社の担当者が初登場ながら活躍する。愛の歌のトリックがイマイチ理解できなかったが話は一番面白かった。二重人格の設定が薄れてきてるような気がする。
2014/07/18
ユメ
シリアスな事件に対して、探偵役の千秋さんの愛らしさが上手くバランスを取っていると思う。リョースケでなくとも「可愛い」という言葉を贈りたくなる。千秋さんは、本は皆長方形だと言った。どんな時も本が支えとなるのは、いつでも変わらないその形が心を落ち着かせてくれるからだろうか。「本を手にしたら、いつだってあの人に会える」千秋さんはこの言葉を本は海を越えるという意味で発したけれど、本は時も越える。この本の初版時、私はまだ小学生にもなっていなかった。こうして千秋さんとリョースケに会えること、解説も読むとなお感慨深い。
2015/07/29
Natsuki
覆面作家シリーズ2冊目♪3つの季節の、3つの事件に挑む覆面作家こと新妻千秋。そしてお供の担当編集者・岡部良介。今作では新たにライバル誌の編集者・静美奈子も加わり、より賑やかになってます。お気に入りは、表題作「覆面作家の愛の歌」シェイクスピアを絡めたミステリー☆トリックが少々難解で、私の頭はすっかり混線してしまいましたが、いい緊張感であっという間に読了しました。解説でも触れられた一文「・・・本を手にしたら、いつだってあの人に会える。本を作る仕事って、そういうものなんだね」がとても印象的(*´ω`*)
2015/10/23
はらぺこ
自分は英語で『虐殺』は『ジェノサイド』やと思ってたので『マッサーカー』と知り勉強になった。実際に調べるまでは、小ネタかマッカーサーの事かなと思った。3話目のトリックはややこしいなぁ。ややこしいっていうか単純作業やけど説明読むのメンドイなぁ。トリックは苦手や。 解説を読んで1話目に戻った。作者自身の解説やないから真偽は分からんけど北村さんの気持ちを知れた気がする。いつもはメンドイし他人が勝手な思い入れを書いてる気がして読まなかった解説。今後は解説も読んでみたい。
2010/12/04
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