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ミステリは万華鏡 (角川文庫 き 24-7)

ミステリは万華鏡 (角川文庫 き 24-7)

ミステリは万華鏡 (角川文庫 き 24-7)

作家
北村薫
大野隆司
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2010-03-25
ISBN
9784043432073
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ミステリは万華鏡 (角川文庫 き 24-7) / 感想・レビュー

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gonta19

2010/3/29 ジュンク堂住吉シーア店にて購入。 2013/5/13〜5/15 北村氏によるミステリ講義、と言った内容。古典的な作品から自作も含めて、ミステリ周辺の事柄について論評。残念ながら取りあげられた作品をほとんど読んでないので、イマイチ楽しめなかった。

2013/05/15

かしこ

図書館で偶然見つけました。北村薫さんは、書き手とともに読み手としても素晴らしいと思うのです。私もミステリー好きと自負しておりますが、まだまだだなと思わされました。たとえば、パッセンジャー。探してみたいと思った私は男性ですかね。ホームズのように42通り知っていると言いたいですもの。筆者のあくなき探求心を感じました。

2013/05/09

いずむ

「国語の教科書に載ればいいのに」。それがボクの感想。"ミステリ"というジャンルに限定されているにしても、往時の潮流を辿りながら、どんな文章のどんな感動に突き動かされ、どんな出会いへと結びついていくのか。そんな言葉のチカラを感じることが、何より大切な"国語学習"だと思う。小説を読んで「面白い」「共有したい」と思うキモチ。"共有"はすれども"共感"はしない、そんな思いが生む議論やきづき。今、「面白そうな本」はたくさんあるけれど、ボクはこんな「本を読むことの面白さにきづかせてくれる本」を、もっと読みたいと思う。

2015/05/31

ジュール リブレ

北村薫のミステリー紹介。単なる書評にとどまらず、これ自体が、楽しい読み物に仕上がってる。言葉遊びのクイズがでたり。

2011/07/03

雨衣

ミステリーの見巧者である北村さんの視点はやはり勉強になることばかりだった。謎に対して、というよりもあらゆることを繋げて転換する発想のとびかたに何度、膝を打ったか分からない。北村さんの本を読めば読むほどに、凄まじく力のある作家であるということを認識させられる。自分のミステリーの読み浅さ故に飛ばしてしまったページもあったが、いつかまた、元の話を理解してから本を開きたいと思う。この本からもらった気づきは、ミステリーの万華鏡の色鮮やかさは読み手の世界(視界)の豊かさにも因るということ。色鮮やかにする努力をしたい。

2014/03/01

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