んまんま: あの頃、あの味、あのひとびと (角川文庫 い 43-1)
んまんま: あの頃、あの味、あのひとびと (角川文庫 い 43-1) / 感想・レビュー
chatnoir
「生きててよかった」...著者がドアノブのねじのゆるみの所為でお手洗いに閉じ込められ、脱出できた際のセリフ。この気持ちが長続きすればよかったのにね。卵好きな爺さんに足蹴にされながらも安売りの卵を食わせ、自分だけヨード卵光を食べるばあさん。食卓のイクラは小鬼の目玉、食べたら鼻血ブーで死んでしまうと彼女の子供を脅かすヒモ男。結末にニヤリと笑わせてくれる作風は初期の『おじゃる丸』に通じている気がした。子供が見て分かるのかと心配になる位、オチが大人向けだったなぁ。
2018/06/25
ぶんぶん
【図書館】軽い本を求めて借りて来た。 著者の幼年期から現在まで、食と人とその味を想い出話を交えて綴ったエッセイです。 犬丸りんさんは初めて読む作家さんです。 ちょっと変わった感性の人なんだろうな、フットワークが軽い女性と思われます。 食に纏わるアレコレ、楽しく時間を過ごせました。 こういう想い出があるのは良いですね~あの人と食べた想い出が目に浮かぶ。 「おじゃ丸」くんから想像も出来ない感性です。
2019/03/06
しろはは
絵も特徴があるけれど、この人の文もなかなか面白くて好きです。子どもの頃の思い出を事細かに覚えていて、感性豊かに捉えているところに驚きます。もっといろんな絵や話を見たり読んだりさせてもらいたかったなと思います。
2015/10/22
mame
ほのぼのした食エッセイ
2024/04/12
読み人知らず
ヒモって何?って聞かれて家族を束ねるための糸だよ。と答えさせるのはすごいな。
2007/04/27
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