NIGHT HEAD/覚醒 (角川ホラー文庫 70-4)
NIGHT HEAD/覚醒 (角川ホラー文庫 70-4) / 感想・レビュー
財布にジャック
これは20年も前に書かれた作品で、今頃読んでるのはちょっと恥ずかしい程の話題作だったのですね。映像化されてトヨエツ主演だったことも知り、今更ながらに観てみたかったと後悔しました。超能力を持つ主人公達が不思議な運命に翻弄されて、悩み傷つき苦しみながらも、前向きに進んでいく姿に、1冊目からすっかり釘付けになりました。先が気になるので、引き続き一気に2冊目の「邂逅」編へ行きます。
2014/08/21
iku
手に汗握りつつ、一気読み。うろ覚えのドラマの記憶も手伝って、直也に流れ込む思念が、怒濤の映像になって迫ってくる。邪悪なものに支配されるシーンが続くようで、エアポケットのように静寂と休息がもたらされ、緩急のある展開がうまいと思う。鈴木光司さんの解説にあるように、「読み始めたら最後、読者は兄弟たちの行く末を案じてハラハラドキドキしながら、物語に巻き込まれていくだろう。」まさに。
2014/09/01
青
ホラー文庫から出ているが、SF要素が強い。望まずして強い超能力を持つ兄弟。研究所から「外」へ出た二人が直面する恐ろしい事件。未だ問題の核はどこにあるのか分からない。翔子、Y、神谷、これから兄弟に、物語にどう絡んでくるのか。イマイチ進みが悪い。ドラマ化されていたらしいが、ここで他の方の感想を読んで知る。
2015/11/12
猫科とらねこ
アニメを見てたので、そのイメージをなぞりながら読んでるかんじだったな~。読んで思ったのは直人がキレやすすぎるwwwwこんなにきれやすかたっけ(笑)わらっちゃうくらいのキレっぷりだった!大人になってから読むと違和感ありまくりだったわ。ちょっと冷静になりなさいw
2017/10/28
のりのりのり
世の中に受け入れられない孤独な二人が旅する先々で、事件に関わり積極的でないにせよ、正義のこころに従い事件を解決していく。それでも世間が彼らを受け入れるかと言えば、そうでもなくかれらの孤独は癒されることがない。。。という感じはなんだか、数年前ドラマでやっていた『妖怪人間ベム』を想い起こさせられた。読みやすく続きが気になる。
2016/05/01
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