怒る技術 (角川文庫)
怒る技術 (角川文庫) / 感想・レビュー
扉のこちら側
初読。感情をコントロールするのと、感情を適切に伝えられるようになるのと、どちらが難しいだろうか。
2013/09/28
磁石
「和」を尊ぶ日本人だからこそ必要不可欠な技術。怒ることがスタンダードな他とは違う、ただでさえ小さいのにもっと消せなんて言われたら自殺するしかなくなる。あるものはあるのだから仕方がない、見ないフリよりも使い方を学ぶ方が建設的。どうしても「皆」が満足する「正解」を、100対0のような完全勝利を求めてしまう性がある、でもそんなモノ人間には不可能。勝てればいい/僅かでも取れればいい、正解など存在する方が稀/無いのなら何をやってもいい。ちゃんと怒りの存在を認めてやるべきなのだろう
2017/06/07
ichiro-k
気になること→昨夜の通勤帰りに雨でもないのに「傘をさしている人・雨合羽を着ている人」に遭遇(思わず夜空を見上げる)帰宅したところ、妻から「放射能から身を守っている」と教えられた。苦笑!気になる箇所(メモ)→①私はそういう人の気持ちが痛いほどわかるからこそ、「そのままでいいんだ」とか「きみのほうがまともだ」とは言いたくない。「社会でうまくやっているのは、ずる賢くて不純で鈍感なゴミのような奴だけだ」とささやいて励ましたくはない。文面からしばしばそういうことを期待するような「まなざし」を感じますので、むしろ「甘
2011/03/16
lily
著者は怒ることを楽しんでいるが、お互い知性があって理論が破綻しないような、やり取りができないと時間と労力の無駄だろう。それから更なる強固な絆を期待したい時。怒って感受性の差異を確認しあう遊びがマイブームになりそうだ。著者の怒りは人間国宝にしたい。
2019/04/18
羊の国のひつじ
間違えて買った本第3弾。自分の不満を相手に伝える手段として「怒る」ことは必要である。怒る技術というのは怒ったふりをすることで相手に自分の不満点を効果的に伝えること。この著者は少々過激で真似はできないが、姿勢は見習いたい。
2017/04/10
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