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天の瞳 幼年編1 (角川文庫)

天の瞳 幼年編1 (角川文庫)

天の瞳 幼年編1 (角川文庫)

作家
灰谷健次郎
出版社
KADOKAWA
発売日
1999-07-03
ISBN
9784043520206
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天の瞳 幼年編1 (角川文庫) / 感想・レビュー

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あつひめ

これは面白いわよと言われ借りた。読み始めて、うわ。こりゃ大変だ。と思った私は子供の可能性や神秘性を潰してしまう世に言う一般論に弱い大人のような気がした。読み進めながら、ため息が出てきた。倫太郎はなんて恵まれた子なのだろうと。大人を困らせているように見えるが、倫太郎自身には意味のある行動のことが多い。倫太郎の疑問にきちんと向き合える大人がいる。私にも孫がいる。何にでも興味を持つお年頃。つい危ないよと先に口にする私。それでいいのか?子供の考える力を奪ってないか?倫太郎が変化していく様子から目が離せなくなった。

2019/09/12

まど

子どもを見つめる目のなんと温かいことか。倫太郎君と名前もそっくりで(偶然です)、いたずらばかり、生意気ばかりのわが家の6歳息子と毎日格闘する私は元気をもらいました。続編も読みたいし、幼年編も繰り返し暗記するほど読みたくなりました。

2012/06/23

まぁいっか

「好き嫌いが激しいと,これは嫌い,これも嫌いとせっかくの出合いを遠ざけてしまうから,見えるものまで見えなくなってしまう。」倫太郎のおじいちゃんの哲学,私も直接聞いてみたいなあ。

2013/01/14

sakadonohito

個性的な倫太郎の幼年期(保育園児から小学校2年生)。子供なりに感じて考えて世界を見てるという事を理解して大人の都合を一方的に押し付けず真剣に向き合って子育てしましょう。と言われてる気がした。

2022/04/12

たぬ

☆4 年少から小2まで。自由すぎる倫太郎、ぽわわんとしたその母芽衣。うわぁ保母さん大変だなあというのが読み始めの印象でした。話が進むにつれ倫太郎は自主性がとても強く、芽衣はそんな倫太郎のことを実に深く思っていることがわかってきた。子供のことをここまで真剣に考えている大人ってどれくらいいるだろう。保育士って子供が大好きなのは基本中の基本だけどそれだけじゃできない仕事だよなあ。ほんっと居眠り議員の給料を保育士さんたちに回せばいいのに。

2024/10/29

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