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風の耳たぶ (角川文庫 は 20-27)

風の耳たぶ (角川文庫 は 20-27)

風の耳たぶ (角川文庫 は 20-27)

作家
灰谷健次郎
坪谷令子
出版社
KADOKAWA
発売日
2003-12-25
ISBN
9784043520336
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風の耳たぶ (角川文庫 は 20-27) / 感想・レビュー

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あつひめ

灰谷作品初読み80代の夫と70代の妻。会話は繰り言ではなく、しりとりのようにどんどん先に繋がっていく。友との再会は、その人達の人生が走馬灯のように流れ、そして現代とも交錯する。昔も今も生まれた時は誰しも無垢の心を持っていたはず。何が昔と違ってしまったのか…。時代のせいにするか人のせいにするか。最近は、秘密が秘密でなくなったような気がする。誰かの秘密を内緒にできない大人が増えている。そんな中で信頼し合う関係が作れるのだろうか。この作品に出てくる藤三やハナのように年老いて会いたい友はいるだろうか。

2017/01/11

ムーミン

読み進めるほど味わいが生まれる作品。始めは説教くさいかなと思って読んでいましたが、だんだん染み渡っていく感じでした。ハルさんがいいです。

2020/10/19

Yu。

‥終末を迎えるまでに至っても、互いを尊重し合う気持ちは出逢った時から変わらない。。これ以上素敵な事はないですね(*´ー`*)

2019/03/16

jima

久しぶりの灰谷作品。「母の面影をね、耳たぶの感触で思い出すのです。・・」85歳と78歳の夫婦の旅。

2018/05/25

Nobuko

登場人物がみなすごすぎる 確かに正論なんだけど?な部分もありながら 確かに人間関係に必要なのは尊敬の気持ちだなぁ・・互いに尊重しつつ長い人生ともにできるのは幸せだろうなぁ・・と思いながら一気に読んでしまいました

2018/02/12

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