リアルヘヴンへようこそ (角川ホラー文庫 66-7)
リアルヘヴンへようこそ (角川ホラー文庫 66-7) / 感想・レビュー
じゅんぢ
なんとしてでも怖がらせたいという作者の思いから書かれた本作。残念ながら成功しているとはいえない。あと、怪異を止めようとしている人達にもうちょっと、スポットライトを当ててほしかった。
2019/01/08
kumo
★★★★☆
Ai
電波系のヤバい人を描かせたら、牧野さんの右に出る人はいないでしょう。ってくらい、電波な人しか出てこなかった。ホームレスたちが、実は真実を知る少ない人々という設定が、なぜか非常にワクワクしました。猫は腐ってもかわいい。
2021/07/15
なずき
頭のおかしな人に喋らせた部分はテンポのいいブラックジョークみたいで本当にうまい!和風なホラー描写にもぞっとさせられたが、唐突に異能力バトルをはじめたラストには混乱してしまった
2014/11/09
ケイト
牧野先生の作品を読むたび想うのですが、作品を成立させるための世界の設定がすごいなあ、と。この作品でも、孤立した郊外という設定がしっかりと成立していて、おかげでその中でうごめくばけものたちがとてもリアルに感じられました。平蜘蛛のおじいちゃんとか、そこはかとなく怖かったです。あと牧野先生作品に出てくる男の子ってすごい好き。後半、あるシーンで、瞬くんのけなげさにホロリときました…。
2010/08/09
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