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ぼくんち 下 (角川文庫 さ 36-12)

ぼくんち 下 (角川文庫 さ 36-12)

ぼくんち 下 (角川文庫 さ 36-12)

作家
西原理恵子
出版社
角川グループパブリッシング
発売日
2009-04-25
ISBN
9784043543120
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ぼくんち 下 (角川文庫 さ 36-12) / 感想・レビュー

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九鳥

二太の笑顔に胸が締めつけられた。今は多くを語る気になれないけど、読んでよかった。

2009/05/01

マッピー

働けど働けど、底辺に暮らす人の手に入るお金って、右から左。自分の稼ぎで姉と弟を幸せにしたいと考える一太。そんな一太を姉ちゃんは解放する。自分たちに縛られて、無理して金もうけに走らなくてもいい、体ひとつで逃げろ、と。姉ちゃんは、二太をも解放する。この、先のない港町から。貧乏かもしれないけれど、悪いことをしなくても生きていける町へ。姉ちゃんは、どんなことがあっても笑って生きることを二太に教えた。”僕のおねえちゃんは笑う事と、泣く事のとても上手な人。”二太が迎えに来るまでで生きて、と祈るしかない。

2023/05/21

夜兎

別のところで西原さんが「一冊に出来るものをわざわざ薄く三冊にして売るとは…」みたいなことを言っていたけど、こ乗れるよう薄さだから良いの。一気に読みたくなるのは確かだけど、そうしたら多分心が重くなりすぎる。

2015/10/19

タリコ

ラストに向かって畳み掛けられるエピソードに苦しさが募り、最後のコマで涙腺決壊。あとは祈るだけ。

2009/04/26

ざれこ

電車で読んで嗚咽しかけました。こみあげてくるものがありました。でもどんな時でも彼らは笑うのでした。私の語彙では到底語れない衝撃に放心しました。忘れられない本になりそうです。

2009/04/28

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