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喘ぎ泣く死美人 (角川文庫 よ 5-37)

喘ぎ泣く死美人 (角川文庫 よ 5-37)

喘ぎ泣く死美人 (角川文庫 よ 5-37)

作家
横溝正史
出版社
KADOKAWA
発売日
2006-12-22
ISBN
9784043555055
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喘ぎ泣く死美人 (角川文庫 よ 5-37) / 感想・レビュー

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Kircheis

★★★☆☆ 横溝正史の初期作品を集めた短編集。 資料的な意味合いが強く、余程の横溝ファン以外は読む必要ないと思うが割と面白い話も混じっていた。 ショート・ショートの『首吊り三代記』なんかは結構好きなブラックユーモアだ。全体的にユーモア小説の比率が高いかも。 ちなみに『憑かれた女』は後に由利先生を探偵役としてリライトされる。そっちを先に読んでたのでデジャブを感じた(笑)

2021/03/26

佳乃

未収録短編集。短いながらもやっぱりいい。女の狂気がいつもながら凄い。

2015/10/24

坂城 弥生

短編集。 小説ってより散文という印象で、短くて感想を持つような話も無かった。

2019/05/12

空猫

タイトルから怖い話かと思ったが、正体の分からない怪談ではなく原因が解明されるミステリ。笑える小噺もあり、横溝氏の新たな面を見られる短編集。単行本未収録作品だからと言って掘り出し物とは限らないか。[夜読むべからず]はウィアード・テールズ[片手片足のない骸骨]の翻訳物で、但し書きもなく横溝作品として掲載するのは如何なものか。氏の外人、女性蔑視がやはりどうにも好きにはなれないので辛口になっちゃいました。

2017/06/04

歩月るな

レアな作品集。怪奇趣味や幻想味溢れる小話など軽妙洒脱な雰囲気の短編集となっているが、聞き伝えた事を書き記すスタイルの作品も多く「浅原さん」のお話も入っている。探偵ものと言うか本来の警察の地道な捜査と慧眼によって事件がひらかれていくのが心地よく、落ちもほほえましい。署長さんとのやりとりでの君の想像じゃないか、みたいな所がちょっと刑事ドラマっぽい。小話の中には当時の作家さんたちの絡みや編集者仲間からヒントを得たようなお話もあるようで、業界ネタを書いて繋ぐ的な話作りは横溝氏からすでに行っていたと思うと素敵な妙。

2017/03/09

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